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クリスマス・キャロル Christmas carol

翻訳|Christmas carol

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世界大百科事典 第2版の解説

クリスマス・キャロル【Christmas carol】

クリスマスの時期に歌われる宗教的な民謡を総称する。ただし,キャロルは英語の呼び方で,フランスではノエルnoëlドイツではクリスマスのリートWeihnachtslied,スペインではビリャンシーコvillancico呼ばれる。どの国の場合も,親しみやすく明るい調子の曲が多い。歌詞のイメージは一般に素朴ながら新鮮で,民衆のクリスマスに寄せる喜びが,たくまぬ修辞で率直に歌い上げられているのが特徴である。

クリスマス・キャロル【A Christmas Carol】

イギリスの作家ディケンズ中編小説。1843年のクリスマスにあわせて発表。けちん坊の老人スクルージが,クリスマスの前夜に幽霊の訪問を受けて自分の過ちを教えられ,後悔して温かい心の持主になる物語。個人が同胞に対して善意を抱くことこそ社会改革の基本である,というディケンズの信念を示した作品で,今日に至るまで圧倒的な人気があり,ディケンズすなわちクリスマス精神という一般的評価を確立するのに貢献した。【小池 滋】

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のクリスマス・キャロルの言及

【クリスマス】より

…とくに,クリスマスが子どもを中心とする家族の祭りとなったことがこの時代の特徴である。クリスマス・ツリーサンタ・クロースクリスマス・カードが導入され,クリスマス・キャロルが復活し,クリスマス・プレゼントやクリスマス正餐(ディナー)が庶民の家庭に進出した。今日のクリスマスはこのときから始まった。…

【ディケンズ】より

… 彼が死んだとき,ある子どもが〈今年からはサンタ・クロースが来ないんだね〉と言ったといわれる。とくに《クリスマス・キャロル》(1843)によって,ディケンズすなわちクリスマス精神という一般的評価が確立しており,彼は一人の人間として万人に愛され,伝説化していた。しかし現実のディケンズは,けっして模範的人物ではなかった。…

※「クリスマス・キャロル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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