クロイツフェルトヤコブ病(読み)クロイツフェルトヤコブビョウ

デジタル大辞泉 の解説

クロイツフェルト‐ヤコブ‐びょう〔‐ビヤウ〕【クロイツフェルトヤコブ病】

主に40歳代から発症し、大脳などの神経細胞病変が起こって、認知症・人格変化・錯乱・運動失調などの症状を呈する病気。脳に沈着した異常型プリオンが原因とされる。ドイツの神経精神科医クロイツフェルト(H.G.Creutzfeldt)およびヤコブ(A.M.Jakob)が報告CJD(Creutzfeldt-Jakob disease)。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

クロイツフェルト‐ヤコブ‐びょう ‥ビャウ【クロイツフェルトヤコブ病】

〘名〙 (クロイツフェルト‐ヤコブはCreutzfeld-Jakob) 蛋白感染粒子(プリオン)による神経病。多彩な神経症状に認知症が加わり急速に進行する。ドイツの神経精神科医H=G=クロイツフェルトとA=M=ヤコブが報告した。

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