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コーカンド Kokand

百科事典マイペディアの解説

コーカンド

ウズベキスタンの都市。中央アジアのフェルガナ盆地にあり,肥料・農薬などのほか,靴・靴下の大工場がある。18世紀末からロシアのトルキスタン総督による征服(1876年)まで,ブハラ・ハーン国から独立したウズベクの政権,ホーカンド・ハーン国の主都で,との貿易で栄えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

コーカンド【Kokand】

中央アジア,ウズベキスタン共和国東部のフェルガナ盆地西側,ソフ川下流の都市。人口18万4000(1993)。フェルガナ盆地は有数の綿花,ブドウ栽培地帯で,この町にも綿花精製・化学肥料・食料品工業がある。10世紀にアラビア語フワーカンドKhuwākand等の名ですでに知られていたインド~中国間の隊商路の町。13世紀モンゴルに破壊された。1732年エスキ・クルガン要塞の場所に今日の町が生まれたが,その際12の門をもつ全長10kmの城壁が建設された。

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大辞林 第三版の解説

コーカンド【Khoqand; Kokand】

ウズベキスタン共和国東部のオアシス都市。一八~一九世紀コーカンド汗国の首都で、交易で栄えた。ホーカンド。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コーカンド
こーかんど
Коканд Kokand

ウズベキスタン共和国フェルガナ州の都市。フェルガナ盆地西部、ソーフ川の下流にある。人口20万6100(2001推計)。タシケントに通じる鉄道、自動車道路の分岐点で、市の南方を大フェルガナ運河が通る。中国からの隊商路として10世紀に歴史に登場した。13世紀にはモンゴル軍の侵入によって壊滅したが、18世紀の初頭に再建されて、独立政権コーカンド・ハン国を樹立し、綿、絹の取引の中心地となった。1876年にはロシア軍に占領された。ソビエト政権樹立後は、近代的機械を備えた綿工業のセンターとなり、バターなどの食品工業も盛んになった。さらに油脂、農薬、過リン酸肥料、硫酸などの化学工業、石油精製、電気工業部門でも発展しつつある。[山下脩二]

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