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ゴイアス州 ゴイアスGoiás

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴイアス〔州〕
ゴイアス
Goiás

ブラジル中部の州。旧綴 Goyaz。州都ゴイアニア。ブラジル高原中央部に南北に細長く延びる州で,南東部に特別行政区をなす首都ブラジリアを含む。南部に広がる標高 500~1000mの中央高原が分水界となって,その南はパラナ川源流パラナイバ川,北はトカンティンス川上流部を占め,東縁部がわずかにサンフランシスコ川の流域に含まれる。 1988年北半がトカンティンス州となって分離した。大部分は標高 750~900mの高地で,林地性のサバナ地帯が広がる。気候は概して亜熱帯性で,年平均気温は 22~26℃。年降水量約 1700mmで,4~9月が乾季。アマゾン低地を除くと人口密度が最も低い州の一つで,住民は南部に集中するが,1950年以降移住者により,急速に人口が増加してきている。主産業は牧牛と農業で,主要作物はイネ,トウモロコシ,豆類,キャッサバ,コーヒー。鉱業も盛んで,16世紀以来採掘されている金,ダイヤモンドのほか,スズ,チタン,ニッケル,水晶などを産する。中・北部ではブラジリアからアマゾン河口部のベレンへ通じるトランスアマゾン・ハイウェーが縦断するほかは交通網は未発達であるが,南部は鉄道・道路網によりサンパウロ,リオデジャネイロ両方面と密接に結ばれる。 2001年,植民地時代の面影を残し鉱山の町として発展したゴイアスの歴史地区が世界遺産の文化遺産に登録された。面積 34万 km2。人口 402万 4547 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

ゴイアス(Goiás)

《「ゴヤス」「ゴイヤス」とも》
ブラジル中部にある州。トウモロコシ・大豆・小麦・綿花などの栽培が盛んな農業州。ブラジリア連邦直轄区をほとんど囲繞(いじょう)する。州都はゴイアニア
の古都。1937年にゴイアニアに移されるまで同州の州都。18世紀前半より金採掘で栄え、当時の面影を残す州知事の邸宅や教会などがある。2001年に「ゴイアス歴史地区」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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