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ゴニオメーター goniometer

翻訳|goniometer

世界大百科事典 第2版の解説

ゴニオメーター【goniometer】

角度測定器。(1)X線,中性子線回折で使われる基本的装置試料結晶の角度を変える回転軸を主体とし,ふつう検出器などを試料の2倍の角速度で動かす機構を有する。計算機制御により結晶や検出器の角度を自動で自在に変えられるものもある。精度は数秒~40秒である。とくに精密なものでは,数度の角度範囲で0.1~0.001秒の精度が得られている。(2)結晶の形態を光学的に測定する装置。角度目盛つきの一方向または直交する二方向の回転軸と光学系からなる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴニオメーター
ごにおめーたー
goniometer

分光角や回折角を測定する器械、周波数が等しい二つの交流の間の位相角を測定する電気計器、電波が到来する方向を測定する計器(電波用ゴニオメーター)など幅広い内容を含む角度計。
 機械的なゴニオメーターは、円周目盛り付きの回転台という一般的構造をもち、対象物の面または線を検出するための光学器械や検出器などと組み合わせて用いられる。
 電気的なゴニオメーターは、基準の交流波(正弦波電圧または電流)に対して任意の位相関係にある交流をつくりだす機械または回路を用いて、対象とする交流波の電気的位相角を測定するもので、電波方向探知器などに用いられる。位相を任意に変化させる機械としては、基準の交流で励起される2組の固定コイルとその磁場中で回転する第三のコイルとからなる誘導型ゴニオメーター、固定板と回転板とからなる可変コンデンサー2組を用いる静電型ゴニオメーターなどがある。また、任意の位相角を電子回路によってつくるものもある。[三井清人]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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