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サルゴン[アッカド] Sargon of Akkad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サルゴン[アッカド]
Sargon of Akkad

バビロニアのアッカド王国の王 (在位前 2350頃~2300頃) 。シュメールの諸都市を征服,史上初のセム人による帝国を打建て,その勢力はメソポタミアとその周辺に広がった。無名の身分から都市国家キシュの大臣となり,北バビロニアにアッカドを建設し,ウルクの王ルガルザグギシを倒してメソポタミア南部を手中に収め,ユーフラテス川中流域,シリア北部,アナトリア南部,イラン西部ザグロス山中のエラムの首都スーサを制圧するなど広大なアッカド王国を築いた。国際交易も行い,インダス河谷,オマーン湾沿岸,ペルシア湾沿岸,レバノン,カッパドキア,クレタ,そしておそらくギリシア地方とも接触していたらしい。晩年には反乱が相次いだが,王国は約1世紀存続し,彼は後代の多くの文学作品の主人公となり,メソポタミア社会に恒久的足跡を残した。

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