ショートステイ(英語表記)short stay

デジタル大辞泉 「ショートステイ」の意味・読み・例文・類語

ショート‐ステイ(short stay)

福祉・医療サービスの一つ。児童や、自宅で介護を受けている高齢者や障害のある人が、福祉施設等に短期間入所して、養育・介護を受けること。保護者・介護者が、病気冠婚葬祭・仕事・旅行・疲労などの理由で、一時的に養育・介護をできない場合や、本人の生活能力の維持・向上に必要な場合などに利用する。短期入所。→デイサービスデイケア
[補説]介護保険による短期入所生活介護短期入所療養介護障害福祉サービス介護給付による短期入所、市町村が子育て支援事業の一つとして行う短期入所生活援助などがある。

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精選版 日本国語大辞典 「ショートステイ」の意味・読み・例文・類語

ショート‐ステイ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] short stay )
  2. 短い滞在。
  3. 病人を短期的に滞在させ、治療リハビリテーションを行なう社会福祉施設
  4. 介護を必要とする在宅老人を短期間預かり、日常の介護者に代わって介護する社会福祉事業。日常の介護者の休養のためなどに行なわれる。

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百科事典マイペディア 「ショートステイ」の意味・わかりやすい解説

ショート・ステイ

短期入所ともいう。介護者が疾病,冠婚葬祭その他の理由で家庭において介護できない場合,要介護者を短期間入所させる事業。老人のほか,身体障害者,心身障害者等のショート・ステイがある。とくに老人短期入所事業は在宅福祉一環として1978年に創設され,特別養護老人ホームに付設される方法で行われたが,近年では病院等でも併設されるようになった。
→関連項目在宅ケア施設福祉

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