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シロハラミズナギドリ シロハラミズナギドリPterodroma hypoleuca; Bonin petrel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シロハラミズナギドリ
Pterodroma hypoleuca; Bonin petrel

ミズナギドリ目ミズナギドリ科。カモメに似るが,基部上に筒状の鼻孔が開口している。全長 30~32cm。額が白く,頭上,眼のまわりから後頸,雨覆羽,風切羽,尾羽が黒い。背,肩,腰は青灰色で,各羽の縁の色が薄い。喉から腹面は白い。嘴は黒く,脚は肉色。繁殖期は冬季の 12月に始まり,大部分の個体はハワイ諸島北西部で,一部は小笠原諸島硫黄列島で繁殖する。森や草原の砂地の斜面に横穴を掘って営巣する。繁殖を終えると海上生活に移り,南シナ海から日本の太平洋岸沖,オホーツク海まで北上する。沖合いで生活し,日本本土沿岸で見られることは少ないが,台風で吹き飛ばされ,弱っているところを海岸などで捕獲されることはよくある。魚やイカ,エビなどを食べ,夜になって水面近くに浮上してくるところを飛びながら,あるいは水面におりてくわえとると考えられている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シロハラミズナギドリ
しろはらみずなぎどり / 白腹水薙鳥
Bonin petrel
[学]Pterodroma hypoleuca

鳥綱ミズナギドリ目ミズナギドリ科の海鳥。全長約30センチメートルの小形種。外洋性で、ハワイ諸島小笠原(おがさわら)諸島の島嶼(とうしょ)で繁殖し、付近の海上にみられる。海の表層の魚類、プランクトンを食べる。[長谷川博]

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世界大百科事典内のシロハラミズナギドリの言及

【ミズナギドリ(水凪鳥)】より

…オキアミ類を食べるヒゲクジラ類とよくいっしょに見られることから,この名まえがつけられた。(3)シロハラミズナギドリ類(英名petrel)は,シロハラミズナギドリ属,アオミズナギドリ属,アナドリ属などよりなる。体が太めで中型,翼は長く,くちばしは太くて短く黒色である。…

※「シロハラミズナギドリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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