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スコータイ朝 スコータイちょうSukhothai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スコータイ朝
スコータイちょう
Sukhothai

タイ人による最初のタイ王朝(1238~1378)。南中国から南下移動したタイ族が 13世紀中頃,中部タイのスコータイを都として王朝を創始した。第3代ラーマカムヘーン王(在位 1279~98)の碑文(1292)によると,領土をビルマのマルタバン,マレー半島クメールへ拡張し,クメールの政治,司法制度を受容,クメール文字を改良したシャム文字(タイ文字)を創案するとともにモン族上座部仏教を取り入れた。また中国の陶人を招きスワンカローク焼(宋胡録)を創出した。

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百科事典マイペディアの解説

スコータイ朝【スコータイちょう】

タイ族最古の王朝で,13世紀から15世紀に及ぶ。メナム(チャオプラヤー)川の支流のヨム川流域のスコータイとその近辺が中心。中国史料の〈暹(せん)〉に比定される。カンボジアの圧迫を退けて1220年ころ建国。第3代ラーマカムヘン(在位1279年?―1316年?)の治世が最盛期。南ビルマ,マレー半島,カンボジアにまで進出する一方,元朝その他諸国と接触,その諸文化を受け入れ,仏教を広め,タイ文字を創案した。王の没後は振るわず,南方に興ったアユタヤ朝に1438年臣従した。
→関連項目スコータイ美術タイタイ[人]

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世界大百科事典 第2版の解説

スコータイちょう【スコータイ朝 Sukhothai】

タイ族最古の王朝。メナム(チャオプラヤー)川支流のヨム川流域の都邑スコータイとシーサッチャナーライを中心に,13世紀から15世紀まで栄えた。中国史料の〈暹(せん)〉がこれに比定されている。もとカンボジアのアンコール朝の支配下でクメール人大守が統治していた。ジャヤバルマン7世の死後,同朝の勢力が衰えると,タイ人土侯が反乱してスコータイを占拠し,タイ人の国家を建てた。その時期は1220年ころと推定されている。

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大辞林 第三版の解説

スコータイちょう【スコータイ朝】

東南アジアにおけるタイ人の最初の国家(1257~1350)。スコータイに都し、元や真臘しんろうと交流し、上座部仏教が盛んであった。第三代のラーマ=カムヘン王(在位 1283~1317頃)の時代が最盛期で、タイ文字が創始された。のち、アユタヤ朝に併合。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スコータイ朝
すこーたいちょう
Sukhthai

カンボジアのジャヤバルマン7世に服属していたタイ人土侯が、アンコール帝国の北西辺境の町スコータイを攻略して創設したタイ人最古の王朝(1220ころ~1438)。中国史料の暹(せん)がこれにあたるとされている。初代の王はシーイントラーティット。3代目のラーマカムヘン王は現存する最古のタイ語碑文(1292)をつくった。同王のときスコータイは強大となり、ラオスのルアンプラバン、ビルマ(現ミャンマー)のペグー(現バゴー)、マレー半島部のナコン・シータマラート(リゴール)にまでその勢力を伸ばす。スリランカ系の上座部(小乗)仏教を受容し、盛んに寺院の建築、仏像の製作を行った。スコータイとその周辺には、中国の技術の影響を受けて製陶業がおこった。その製品は各地に大量に輸出され、日本にも「宋胡録(すんころく)」の名で知られている。14世紀中葉、南方にアユタヤ朝が興るとしだいに勢力が衰え、1438年アユタヤに併合され独立を失った。[石井米雄]

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世界大百科事典内のスコータイ朝の言及

【タイ】より

…タイ族の〈ムアン〉の成立は13世紀よりかなり以前であったと考えられるが,初期の〈ムアン〉は多く山間小盆地などに立地し,互いに孤立して上位の政治的統合が形成されにくい状況にあったため,文献には現れなかったものと思われる。 現在のタイの核心域をなすメナム川流域は,11世紀以来アンコール朝の支配下にあったが,13世紀の前半にいたり,二つのタイ族〈ムアン〉連合軍が,クメール族太守支配下のスコータイを攻略し,ここにタイ族最初の国家スコータイ朝を建設した。スコータイの版図は,第3代の王ラーマカムヘン(在位1275ころ‐99ころか1317ころ)のとき最大規模に達した。…

※「スコータイ朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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衣笠祥雄

[生]1947.1.18. 京都プロ野球選手。京都の平安高校時代,捕手として甲子園に出場。高校卒業後,1965年広島東洋カープに入団。内野手に転向し,1970年 10月 19日の対読売ジャイアンツ (...

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