デジタル大辞泉
「ストップウオッチ」の意味・読み・例文・類語
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精選版 日本国語大辞典
「ストップウオッチ」の意味・読み・例文・類語
ストップ‐ウォッチ
- 〘 名詞 〙 ( [英語] stopwatch ) 秒以下の時間を精確に計ることができ、また、自由に針を動かしたり止めたりすることもできる時計。運動競技、学術研究、放送などで所要時間を計るために使う。
- [初出の実例]「『三分と十秒ほどだ』と久野はストップ・ウオッチを見ながら云った」(出典:学生時代(1918)〈久米正雄〉競漕)
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ストップウォッチ
stopwatch
競技や工場における作業分析などで所要時間を計測するのに用いる携帯時計。計測のときだけ動かすために,ふつうの時計のような時刻を表示する機能はない。ぜんまい駆動で文字板と指針による表示の機械式と乾電池駆動でディジタル表示の水晶時計とがあるが,どちらも基本的にはボタンを押すごとに,指針の発進,停止,リセット(針や表示を0に戻すこと)の三つの機能をもち,さらに,停止後再発進させたとき前の計測値に加算して計測が続行できるものや,主要な計測は続行しながら,ラップタイムを計測するため,2本重なって動く指針のうちの1本が別のボタンで停止できるようにしたものもある。また機械式のものの文字板には,ラグビー,バスケットボール,ボクシングなど専用のものがある。測定最小単位によって1/5,1/10,1/50,1/100秒(ディジタル式では1/10,1/100秒)の別があり,作業研究用には1/100分目盛も用いられる。
執筆者:小野 茂
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ストップウォッチ
すとっぷうぉっち
stop watch
時間間隔の測定をするための携帯型の測時機で、時刻を指示しないものをいう。かつてヨーロッパでは、普通の秒針を備えたウォッチでテンプに停止装置をつけたものをストップウォッチとよんでいた。押しボタンなどの操作によって秒針あるいは表示を、始動、停止、帰零(きれい)でき、測定時間の合計を示す装置を備えている。秒針の刻みは5分の1、10分の1、50分の1、100分の1などがあり、使用目的によって30分計、60分計、長いものでは12時間計もみられる。文字板には、スポーツ競技用、生産管理用、距離計、速度計、回転計などの特殊目盛りをもつものがある。
[元持邦之]
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「ストップウオッチ」の意味・わかりやすい解説
ストップウォッチ
竜頭(りゅうず)またはボタンを押して指針を任意に始動,停止させ,その間の経過時間を測る携帯時計。通常指針1回転は1分,最小目盛は1/5秒であるが,1/10,1/20,1/50,1/100秒用もある。アナログ表示の機械式のほかデジタル表示のクォーツ式があり,機械式のものには競技別の専用文字板付きのものがある。ラップタイム測定など,各競技の必要に応じた特殊動作の可能なものもある。運動競技や,工場・研究室などで用いる。
→関連項目水晶時計
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ストップウォッチ
stopwatch
時間経過を秒以下の単位で精密にはかる特殊時計。通常大型懐中時計に似た形で,目盛りは1/5~1/100秒。押しボタンの操作で秒針の発進,停止,停止後続進,零点戻しなどができ,またラップタイムをとるため秒針とボタンを2組以上もつものもある。競技記録の測定や物理実験などに用いられる。競技場などでは,電子回路との連係で遠隔操作により電光表示式としたデジタル時計もよくみられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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