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セブ島 セブとうCebu Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

セブ島
セブとう
Cebu Island

フィリピン,ビサヤ諸島中部にある島。面積 4422km2。南北に細長く,長さは約 200km,最大幅約 30km。火山性の丘陵地に広くおおわれ,平坦地は少い。森林はスペイン領時代にガレオン船建造のために乱伐され,土壌浸食が激しい。 13世紀頃から中国,タイなどと交易し,中国では「宿霧」あるいは「朔霧」と呼ばれていた。 1565年セブにスペイン人による最初の町とトウモロコシのプランテーションが開かれ,早期に植民が進んだため,生活,文化にもスペインの影響が強い。トウモロコシ,ココヤシ,サトウキビなどが栽培されるが,人口稠密で主食は自給できない。西岸のトレドにフィリピン最大の銅山,東岸のダナオ付近に炭田がある。石灰石が豊富。セブはビサヤ諸島の商業中心地で,農産物加工が発達。北端部のボゴ平野はサトウキビの栽培が盛んで,ボゴとメデリンには製糖工場がある。セブアノ語が用いられる。周辺にある 166の島とともにセブ州を形成。州面積 5088km2。州人口 261万 7836 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

セブ‐とう〔‐タウ〕【セブ島】

Cebu Island》フィリピン、ビサヤ諸島中央部にある島。南北に200キロメートル以上にわたって細長く伸び、同島および属島セブ州に属す。州都は東岸中央部のセブマゼラン一行による世界周航において、1521年にフィリピン初の上陸地となった。同国最大規模のトレド銅山がある。トウモロコシサトウキビを産する。

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大辞林 第三版の解説

セブとう【セブ島】

〔Cebú〕 フィリピン、ビサヤ諸島の中央部にある島。銅を産する。中心都市はセブ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

セブ島
せぶとう
Cebu

フィリピン中部、ビサヤ諸島の中央部にある島。面積4700平方キロメートル。南北に長く、延長216キロメートルに及ぶが、東西の幅は35キロメートルにすぎない。人口217万9000(2000)。最高点1000メートルほどの山がちな島であるが、海岸には狭い平地が発達する。雨量は比較的少ない。ビサヤ諸島の中心に位置するため古くから開け、人口稠密(ちゅうみつ)な島として知られた。マジェランが世界周航に際し、1521年フィリピンで最初の上陸地に選んだのもこのためである。米はできないが、トウモロコシ栽培を中心に耕地が展開し、サトウキビ、コプラもつくられる。鉱物資源では中部山地のトレド銅山が有名で、フィリピン最大の規模を誇る。島の中心都市セブは、人口ではマニラ、ダバオに次ぐフィリピン第三の都市である。[別技篤彦]

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