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センダン(栴檀) センダンMelia azedarach var. japonica; chinaberry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

センダン(栴檀)
センダン
Melia azedarach var. japonica; chinaberry

センダン科の落葉高木で,古名をアフチといい,楝の字をあてた。アジアの暖温帯から熱帯に広い分布をもつ。日本では四国,九州をはじめ南西諸島や小笠原諸島など暖地の海に近い山地に自生し,また庭木や街路樹として各地で栽培されている。葉は枝先に集ってつき,大型の2~3回羽状複葉で,多数の小葉から成る。5~6月頃,多数の淡紫色の5弁花が複集散花序につき,遠望するとかすみのようで美しい。花後に淡黄色楕円状の核果を結ぶ。樹皮を乾燥したものが生薬の苦楝皮 (くれんぴ) で駆虫剤として用い,また果肉はひび薬に用いられる。材は建築用材,家具材,その他細工物に用いられる。なお,「栴檀は双葉より芳し」の諺にあるセンダンは,本種とはまったく別の植物で,ビャクダン科に属するビャクダンのことである。

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