ダイアスポア(データノート)
だいあすぽあでーたのーと
ダイアスポア
英名 diaspore
化学式 α-AlOOH
少量成分 Mn3+
結晶系 斜方(直方)
硬度 6.5~7
比重 3.38
色 無、白、暗赤(含Mn相)
光沢 ガラス
条痕 白
劈開 一方向に完全、二方向に明瞭
(「劈開」の項目を参照)
その他 ベーム石(γ相)と同質異像
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ダイアスポア
diaspore
含水アルミニウム鉱物の一種。化学組成はAlO(OH)またはAl2O3・H2O。斜方晶系に属し,短柱状,柱状結晶,ときに粒状結晶集合体となる。へき開は{010}に完全,{110}に良。比重3.3~3.5,モース硬度6.5~7。白,灰,淡褐色。ベーマイトboemiteと同質多形の関係であり,300~400℃に加熱すると脱水してコランダムに変化する。蠟石鉱床のやや高温帯に産出するほか,ギブサイトgibbsiteなどと伴ってボーキサイトの主要構成鉱物となる。蠟石鉱床より産出する例としては岡山県三石地区,広島県庄原市勝光山地区,長崎県五島列島の福江島などがあげられる。高級耐火物原材として利用される。
執筆者:湊 秀雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ダイアスポア
diaspore
AlOOH ベーム石と同質異像関係にある鉱物。直方晶系,空間群Pbnm, 格子定数a0.440nm, b0.939, c0.284, 単位格子中4分子含む。無・白・灰・淡黄・淡緑色,ガラス光沢。自形は錐面の発達した短柱状。硬度6.5~7,劈開{010}に完全,比重3.38。光学的二軸性正,2V84°, 屈折率α1.702, β1.722, γ1.750。酸性火山岩・火砕岩などの熱水変質によって生成,またアルミニウムに富む堆積岩の接触変成岩中に産するほか,ボーキサイトの主成分をなす。命名は加熱すると跳ねて飛び散ることから,ギリシア語の「分散する」を意味する語にちなむ。
執筆者:加藤 昭・須藤 俊男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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ダイアスポア
diaspore
AlO(OH) 。斜方晶系,ベーム石族の鉱物。ジアスポアともいう。結晶は薄い板状で葉片状,葉片の集塊として産する。硬度 6.5~7,比重 3.35~3.45。ガラス光沢に富み,色は白または灰白色。ドロマイト,緑泥石片岩などから鋼玉とともに出る。耐火煉瓦などに使用される。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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