デジタル大辞泉
「ダモクレス」の意味・読み・例文・類語
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ダモクレス
Damoklēs
前5~前4世紀の人で,シラクサの僭主ディオニュシオス1世の廷臣。生没年不詳。ある時1世の権勢と富をたたえて,この世で一番幸福な人間であると賞賛すると,1世は彼を豪華な食事へ招いた。美少年にかしずかれて席に着くと,彼の頭上には鳥の毛で結ばれた鋭い剣が天井からつるされていた。支配者の幸福には常に危険・不安が伴うことを示したものだが,ここから,歓楽のなかにも常に身に迫る危険のことを〈ダモクレスの剣〉という。
執筆者:前沢 伸行
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ダモクレス
だもくれす
Damokles
紀元前4世紀の人。シラクーザの僭主(せんしゅ)ディオニシオス1世の廷臣。おべっか使いとして有名。彼が僭主の幸運を絶賛したので、僭主は彼を王座につかせ、その頭上に1本の馬の尾毛で抜き身の剣をつるして供応し、王者にはつねに危険が付きまとっていることを悟らせた故事が「ダモクレスの剣」として伝わる(転じて危機一髪の状態を意味する)。1961年9月、アメリカ大統領ケネディが国連総会で行った演説のなかでこのことばを用い、偶発核戦争などの危険について述べたことからとくに有名となった。
[豊田和二]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ダモクレス
シュラクサイ(シサクザ)の王ディオニュシオス1世の廷臣。王の幸福を賞賛しすぎたため,王の宴会に招かれ,その席で,頭上に剣を馬の毛でつり下げられ,栄華のうちにも危険のあることを暗示される。〈ダモクレスの剣〉の故事。
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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