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チェスター Chester

翻訳|Chester

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チェスター
Chester

アメリカ合衆国,ペンシルバニア州南東部の工業都市。ニュージャージー州境に近く,デラウェア川に面する。フィラデルフィアの南西 25km,その大都市圏に属する。同州最古の集落の一つで,地名は 1682年にこの地に上陸した W.ペンが友人のチェスター卿にちなんで名づけた。 1866年市制。おもな産業は造船,鉄鋼,化学,製紙など。ジョン・ローチ社はアメリカ合衆国第一級の造船会社。 1960年代後半に人種問題が起った。ペンシルバニア陸軍大学,ペン・モートン大学などがあり,また初期のイギリス型家屋が残っている。人口4万 1856 (1990) 。

チェスター
Chester

イギリスイングランド中西部,チェシャーウェスト・チェスターの行政府所在地。リバプールの南南東約 25kmにあり,アイリッシュ海に注ぐディー川の下流部に臨む。ローマ時代にはデバ Devaと呼ばれ,ブリタニア西部軍団の主要な要塞があったところで,マーシア王国時代にも防衛拠点として利用された。ノルマン朝以降行政中心地となり,1176年最初の勅許状が与えられた。13~14世紀には港町として,おもにアイルランドとの交易できわめて繁栄したが,ディー川河口の三角江(エスチュアリー)がシルトの堆積によって浅くなるにつれてしだいに衰退し,18世紀までにはこの地方の主要港としての地位をリバプールに譲った。商業中心地で,各種軽工業が立地する。中世の香り漂う町並みに加えて,ローマ時代の防壁や石造の円形劇場跡,16世紀創建の大聖堂などの歴史的建造物も多数保存されており,観光業も盛ん。面積 448km2。都市圏人口 8万121(2001)。

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世界大百科事典 第2版の解説

チェスター【Chester】

イギリス,イングランド中央西部,チェシャー西部にある歴史的都市で州都。人口12万1000(1993)。ディー川下流北岸で,ウェールズとの境界に近い戦略的位置を占めるため,古来より軍事中心として発展した。現在は古代から中世の遺跡と町並みとが残る観光都市であり,塗料,電気スイッチなどの軽工業もみられる。町の起源はディー川河畔の要塞にあり,紀元78年ごろからは軍団要塞都市としてローマのブリタニア統治で重要な役割を果たした。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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