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チョウジ(丁子) チョウジEugenia caryophyllata; clove tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チョウジ(丁子)
チョウジ
Eugenia caryophyllata; clove tree

フトモモ科の常緑高木で,マルク諸島原産。アフリカや西インド諸島など広く熱帯地方に栽植される。高さ 10mに達し,分枝し密な円錐状の樹冠をつくる。葉は両端がとがった長楕円形で長さ 6~10cmあり,油点が散在して裏面は白みを帯びる。枝先に多数の花を集散状につける。花弁は 4枚で白または淡紅色,癒合して肉質の角張った花筒をつくる。つぼみが紅色になった頃に摘んで乾かしたものを丁香または丁子香と呼び,古くから香料として有名である。香油成分はオイゲノールで 70~90%含まれる。丁香を蒸留して丁子油をとり,薬用とされる。

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