ティサ[川](読み)ティサ

百科事典マイペディアの解説

ティサ[川]【ティサ】

ハンガリー東部を南北に貫流するドナウ川の支流。セルビア・クロアチア語でティサTisa。全長966km。ウクライナ西部のカルパティア山脈に発し,ハンガリー大平原を潤してセルビアに入り,ベオグラードの北方約45kmでドナウ川に合流する。流量の季節変化が大で,しばしば洪水を起こしたが,現在では整備され,灌漑(かんがい)にも利用されている。
→関連項目セルビア・モンテネグロハンガリー

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世界大百科事典 第2版の解説

ティサ[川]【Tisza】

ドナウ川の支流で,ハンガリー東部を流れる川。全長997km。このうちハンガリー国内は579km。ドイツ語でTheiss,セルビア・クロアチア語でTisa。カルパチ山脈の東部(ウクライナ)に発し,ハンガリー平原を流れ,ユーゴスラビアに入り,ベオグラードの北北西45kmでドナウ川に合流する。流域が広く,古くから春さきによく洪水を起こした。とくに1879年の洪水はセゲド市を全滅させた。やがて治水が進み,運河も開かれ,ハンガリー大平原の灌漑に役立っている。

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