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トマジウス トマジウスThomasius, Christian

3件 の用語解説(トマジウスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トマジウス
トマジウス
Thomasius, Christian

[生]1655.1.1. ライプチヒ
[没]1728.9.23. ハレ
ドイツの哲学者,法学者。 1672年 17歳で哲学のマギステル Magister (学士) となった。 75年以降フランクフルトアムオーデルで法律を研究,79年学位を得,法律家として活躍。 84~90年の間ライプチヒ大学の教授となり,この間 87年に初めてドイツ語で講義を行なった。

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百科事典マイペディアの解説

トマジウス

ドイツの哲学者,法学者。ドイツ啓蒙思想の先駆者。大学での講義に初めてドイツ語を使用。またドイツ語を哲学の術語に導入してその通俗化に尽力した。学問の神学からの独立,反異端審問の主張も有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

トマジウス【Christian Thomasius】

1655‐1728
ドイツの法学者,哲学者。ドイツ啓蒙思想の先駆者の一人。哲学史家ヤーコプ・トマジウスの子としてライプチヒに生まれた。1681年よりライプチヒ大学講師となり,初めてドイツ語で講義した。しかしその革新的見解が攻撃されて,90年ハレに移り,ブランデンブルク選帝侯の保護をうけ,ハレ大学創設に尽力,同大学の法学部教授となる。学問の神学からの独立を主張し,神法の法的性格を否定,また道徳は内面を拘束するが,法は外面を拘束するのみだとして,権力の内面への介入を否定した。

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世界大百科事典内のトマジウスの言及

【啓蒙思想】より

…領邦の分立,大土地所有貴族の強固な支配権の残存などのために,英仏両国にたいしてさらに市民社会の形成におくれをとったドイツは,フリードリヒ大王のいわゆる〈上からの啓蒙〉という変則的な形で近代国家の形成に向かわなければならなかった。ライプニッツの哲学を体系化したウォルフ,またウォルフの師でドイツ語をラテン語にかえて学術用語として採用する先駆となったトマジウスなどの大学教師がここでは比較的主導的な役割を演じたが,それらの思想内容はフランスのものほどに過激ではない。ただし,ドイツでは,近代市民社会の未成熟という条件をいわば逆手にとって,思想の展開の時間だけをひとり促成栽培的に早めるといった現象が18世紀末から19世紀はじめにかけて見られる。…

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