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ドネツ炭田 ドネツタンデン

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デジタル大辞泉の解説

ドネツ‐たんでん【ドネツ炭田】

ウクライナ東部からロシア連邦にまたがる大炭田。ドン川支流のドネツ(Donets)川沿岸にある。ドンバス。

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百科事典マイペディアの解説

ドネツ炭田【ドネツたんでん】

ドンバスDonbassとも。ウクライナの世界有数の炭田。面積約6万km2。地下1800mまでの石炭の推定埋蔵量は約1900億t。水銀,岩塩,耐火粘土なども産する。
→関連項目ウクライナドネツクマケエフカマリウポリ

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世界大百科事典 第2版の解説

ドネツたんでん【ドネツ炭田 Donets】

ウクライナ東部とロシアにまたがる大炭田。ドンバスDonbassとも呼ばれる。炭田のある領域は約6万km2で,深さ1800m未満。埋蔵量は約1900億tといわれ,褐炭から無煙炭までさまざまな炭種のものがあるが,その大半はコークス強粘結炭である。大規模な複向斜で夾炭層は石炭紀に属し,総炭層数は300をこえる。そのうち炭厚が0.40~2.5mのものが約100枚あるが,その多くは1~1.2m以下で1.8~2.5mのものは少ない。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドネツ炭田
ドネツたんでん

ドンバス」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドネツ炭田
どねつたんでん
Донецкий Угольный Бассейн Donetskiy Ugol'ny Basseyn

ウクライナ南東部にある世界有数の大炭田。原語を略してドンバスともいう。ドン川支流のドネツ川沿岸に位置し、炭田の東部はロシア連邦の北カフカス地区に入り込んでいる。面積4100平方キロメートルにも及ぶ同地には莫大(ばくだい)な原料炭埋蔵量があるばかりでなく、ソ連の無煙炭埋蔵量の大部分が賦存していた。地区別では東部に無煙炭、西部に原料炭を産出する。夾炭(きょうたん)層は古生代石炭紀に形成されたもので、海成層と淡水成層の互層からなっている。炭質は灰分ならびに硫黄(いおう)分が多いという欠点があるが、ソ連の中心部に存在し、付近に鉄鉱採掘地およびウクライナ工業地帯を控えているなどきわめて地の利に恵まれていたため、古くからソ連第一の産炭地として発展してきた。年生産量は1980年代に2億3000万トンを超えたこともあったが、1990年代に入ると生産量は大幅に減少し、約6000万トン程度になった。
 炭層は炭田中央部で200枚を超えるが、半分近くは0.45メートル以下の薄層である。残りの炭層も比較的薄く、大部分1.75メートル以下である。炭層の傾斜も緩傾斜から急傾斜までさまざまである。また、当炭田は開発の歴史が古いため、炭坑の深部化も進んでいる。稼行深度は平均で600メートルを越え、出炭の35%以上は700メートル以深からもたらされている。深部化に伴ってガス突出の発生も増加し、これに対する対策と研究が熱心に行われている。急傾斜炭層は炭質がよく、ガス突出の危険が少ないため、急傾斜および薄層の機械化採炭に対する関心が高まり、技術開発が進められている。さらに緩傾斜層についても採炭区画の上部から下方へ向かって採炭を進める卸向き採炭法や、逆に下部から上方へ向かって採炭を進める昇り向き採炭法などを採用し、深部移行に伴う生産規模の拡大を図っている。[木下重教・樋口澄志]

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世界大百科事典内のドネツ炭田の言及

【ウクライナ】より

…(1)クリボイ・ログ地方(ドニエプロペトロフスク州) 鉄鉱石の豊富な埋蔵地で,1881年以来採鉱されており,鉄の含有率は68%に達する。(2)ドネツ炭田(ドンバスとも呼ぶ。ルガンスク州とドネツク州) 豊富な石炭埋蔵量を誇り,推定埋蔵量は635億~762億t。…

※「ドネツ炭田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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