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ナリジクス酸 ナリジクスさんnalidixic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナリジクス酸
ナリジクスさん
nalidixic acid

グラム陰性菌に対して強い抗菌作用を示す薬物尿路感染症および胆道感染症に経口的に用いられる。細菌性赤痢その他の腸管感染症にも有効である。成人1回 500mg経口投与により,血中濃度は2時間後に最高となり,尿中濃度は4時間後最高となる。副作用は軽度の胃腸障害で,まれに悪心嘔吐がみられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナリジクス酸
なりじくすさん
nalidixic acid

合成抗菌剤。グラム陰性菌に有効なピリドンカルボン酸系の合成抗菌剤の最初の薬剤。白色ないし淡黄色の結晶または結晶性粉末で、においはない。水、エタノールに溶けにくい。50%含有の細粒、25%含有のドライシロップ、5%含有のシロップ、250ミリグラムおよび500ミリグラム含有の錠剤・カプセル剤が市販されている。適応症は腎盂(じんう)腎炎、腎盂炎、膀胱(ぼうこう)炎、尿道炎、前立腺(せん)炎、淋疾(りんしつ)、細菌性赤痢、腸炎、胆嚢(たんのう)胆管炎などである。1日1~4グラムを2~4回に分けて服用する。[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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