コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ニクズク(肉荳蔲) ニクズク Myristica fragrans Houtt.

1件 の用語解説(ニクズク(肉荳蔲)の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ニクズク【ニクズク(肉荳蔲) Myristica fragrans Houtt.】

モルッカ諸島原産のニクズク科の常緑高木(イラスト)。仮種皮を除いた種子をナツメグnutmegといい,ふつう種皮をむいて石灰液に漬け,乾燥して製品とする。また種子を包む太い網目状の朱肉色の仮種皮がメースmaceで,ともに昔からスパイスおよび薬用として珍重された。樹高10~20mになり,多くは雌雄異株。葉は革質で先のとがった楕円形,長さ6~13cm。花は花弁がなく,黄白色の小さいつぼ形で,芳香があり,雄株では数個の雄花が,雌株では通常1~3個の雌花が花序をつくり下垂する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のニクズク(肉荳蔲)の言及

【香料】より

…現代以前の香料は,小アジア,アラビア,東アフリカからインド,スリランカそして東南アジア,中国の西南部にかけての熱帯アジアに産した各種の植物性と若干の動物性の天然香料からなる。そしてそれらは,後に述べるように焚香(ふんこう)料,香辛料,化粧料の三つに大別される。これらの香料は,人類の歴史にあって古くより東西の文化圏に需要され伝播された。したがって主要香料の原産地の究明とその需要・伝播の解明はとりもなおさず東西の文化交渉の歴史を明らかにする手だての一つであろう。…

【中国料理】より

…鹹味,甘味どちらにも向く香辛料で,五香粉にも使われる。 肉豆蒄ニクズク,ナツメグ。防腐力,殺菌力とも胡椒,シナモン以上に強く,塩乾魚,肉類や鳥肉の塩物などに欠かせない香辛料。…

※「ニクズク(肉荳蔲)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ニクズク(肉荳蔲)の関連キーワードモルッカ諸島アサイーカウリチョウジナツメグ油ニクズク

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone