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ネクタリン Prunus persica var. nectarina; nectarine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネクタリン
Prunus persica var. nectarina; nectarine

バラ科の落葉高木モモ (桃) 変種で,アブラモモツバキモモなどとも呼ばれる。樹形,葉,花などはモモと区別がつかないが,果実は紅黄色でモモよりやや小さく球形,表面に毛はなくツバキの実のように光沢がある。この点で果実に毛のあるモモ類と区別する。主としてヨーロッパで多くの品種がつくられた。中央アジア,中国,インド北部の原産といわれる。

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デジタル大辞泉の解説

ネクタリン(nectarine)

桃の一品種。果実は桃よりやや小さく黄赤色を帯び、毛はない。中国西域の原産で、日本では古くから東北北陸などで栽培椿桃(つばいもも)。

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百科事典マイペディアの解説

ネクタリン

バラ科の高木。油桃とも。モモの一種で果実には毛がなくなめらか。果肉はだいだい黄色のものが多く,完熟したものは芳香がある。4月ピンクの花をつけ,7月中旬ごろ成熟する。

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栄養・生化学辞典の解説

ネクタリン

 [Prunus persica var. nucipersica].バラ目バラ科サクラ属に属するモモの変種.

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世界大百科事典 第2版の解説

ネクタリン【nectarine】

バラ科に属する落葉果樹で,園芸上は核果類に属し,果実を食用とする。果実に細毛を有するモモから突然変異によって生じた細毛のない変種で,ケナシモモまたはズバイモモ,アブラモモ(油桃)とも呼ばれる。またツバキの果実のように赤色に着色することから,地方によってはツバキモモ(椿桃)ともいう。北陸・東北地方では古くから栽培されていたが,小果で品質が劣ったため消滅した。現在の栽培品種は,明治初年以降に欧米諸国から導入された大果系の品種を素材にして,日本で改良されたものが多く,英名のネクタリンで呼ばれている。

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