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ネナシカズラ

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百科事典マイペディアの解説

ネナシカズラ

ヒルガオ科の一年生の寄生植物北海道〜九州,東アジアに分布し,山野にはえる。地下の根は発芽の時だけ生じ,のちに寄主にまつわり,吸根を出し,養分を吸収して生長。茎は赤色を帯びた黄色で,葉は退化し鱗片状となる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ネナシカズラ【Cuscuta japonica Choisy】

ヒルガオ科のつる性完全寄生植物(イラスト)。一年草で,茎は針金状に長く伸び,他植物に巻きつく。種子から発芽したときには根があるが,他植物に寄生しはじめると基部は枯れ,名前のように〈根なし〉になる。全体は黄白色で紫色の細点があり,葉は退化して鱗片状。秋に短い穂状花序に,白くて小さい花を密集してつける。花は合弁で,鐘形の花冠を有し,おしべは5本。果実は蒴果(さくか)で扁球形,普通は2~4個の種子を有する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネナシカズラ
ねなしかずら / 根無葛
[学]Cuscuta japonica Choisy

ヒルガオ科の一年生つる草。イタドリ、クズ、ヨモギなどさまざまな植物に寄生し、発芽すると、ただちに根を失って寄主から養分を摂取し、成長する。つるは黄褐色、鱗片(りんぺん)葉がある。8~10月、小さな白色花を穂状に集めて開く。花冠は鐘形で五裂し、花柱は1本。丘陵から山地の川原や野原に群生し、日本全土、および朝鮮半島、中国、アムール地方に分布する。漢方で種子を「菟糸子(としし)」と称し、薬用とする。
 ネナシカズラ属は世界に約150種、日本には帰化したものも含め六種分布する。寄生生活をする植物で、ネナシカズラ亜科に属すが、ネナシカズラ科Cuscutaceaeとして独立させる考えもある。[高橋秀男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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