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ハマナス Hermanus

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ハマナス

バラ科の落葉低木で、海岸の砂地に生える。太平洋岸は茨城県以北、日本海側は鳥取県以北に分布北海道では「道の花」になっている。幹と枝にトゲが多いことから、様々な海岸整備の際には、除去の対象にもなったという。2、3センチほどの赤い実をつける。

(2006-06-18 朝日新聞 朝刊 福島中会 1地方)

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百科事典マイペディアの解説

ハマナス

ハマナシとも。本州(太平洋岸の茨城以北,日本海岸の鳥取以北),北海道の海岸砂地に群生するバラ科の落葉低木。枝は太く,密に細かいとげがある。葉は羽状複葉で,小葉は7〜9枚,上面にしわがあり,下面には白い密毛がはえる。夏,枝先に径6〜8cm,紅色(まれに白色)の5弁花を開き,後に黄赤色で球形の果実を結ぶ。果実は食べられる。
→関連項目ノイバラ野付半島バラ(薔薇)

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世界大百科事典 第2版の解説

ハマナス【Rosa rugosa Thunb.】

海岸砂地に生え,美しい花の咲くバラ科の落葉低木(イラスト)。高さ1m内外,細いとげが生え,全体に短毛が多い。葉は羽状複葉。小葉は7~9枚,楕円形,長楕円形などで,長さ3~5cm,表面は無毛でしわがある。花は6月から8月の間に,枝先に1~3個つき,径5~10cm,香りがある。花弁は紅色でまれに白色,おしべは黄色で多数。果実は球形,8~9月ごろ赤く熟する。アジア東部の温帯亜寒帯に広く生じ,日本では北海道に多く,南は太平洋側は茨城県,日本海側は鳥取県まで分布する。

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世界大百科事典内のハマナスの言及

【バラ(薔薇)】より

…瘦果(そうか)は肉質の花床に包まれる。北半球の亜寒帯から熱帯山地にかけて分布し,日本にはノイバラ,テリハノイバラ,ヤマイバラ,タカネバラ,サンショウバラ,ナニワイバラ,ハマナス(イラスト)など十数種が野生する。
[昔の園芸種とその原種]
 ギリシア・ローマ時代には,西アジアからヨーロッパ域の野生バラや,それの自然交雑と推定される花の目だつ変り物がよく栽培されていた。…

※「ハマナス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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