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ハンティントン ハンティントンHuntington, Ellsworth

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハンティントン
Huntington, Ellsworth

[生]1876.9.16. イリノイ,ゲールズバーグ
[没]1947.10.17. コネティカット,ニューヘーブン
アメリカの地理学者。トルコのユーフラテス大学講師をつとめ (1897~1901) ,ユーフラテス川峡谷を探検 (01) 。中央アジア旅行 (03~06) ののち帰国し,エール大学で教え (07~17) ,カーネギー財団の研究員 (10~13) として,アメリカ,メキシコ,中央アメリカで気候文明の関係を調査した。著書に『文明と気候』 Civilization and Climate (15) ,『文明の原動力』 Mainsprings of Civilization (45) がある。

ハンティントン
Huntington, Samuel

[生]1731.7.3. コネティカット,ウィンダム
[没]1796.1.5. コネティカット,ノーウィッチ
アメリカの法律家,政治家。独立宣言署名者の一人。 1765年コネティカット植民地議会議員となる。 74年同最高裁判所判事。大陸会議代表 (1776~84) ,同議長 (79~81,83) をつとめる一方,コネティカット参事会員 (75~83) 。独立達成後はコネティカットに戻り,84年邦最高裁判所長官に任命された。のちにコネティカット州知事 (86~96) をつとめた。

ハンティントン
Huntington, Samuel P.

[生]1927.4.18. ニューヨーク
アメリカの政治学者。ハーバード大学教授,アメリカ政治学会会長などを歴任。軍隊の政治的役割の研究や発展途上国の政治の研究などがある。主著『変革期社会の政治秩序』 Political Order in Changing Societies (1968) 。

ハンティントン
Huntington

アメリカ合衆国,ウェストバージニア州西部の都市。オハイオ川沿岸,オハイオ,ケンタッキー両州との州境付近に位置する。 1871年チェサピーク・オハイオ鉄道が敷設されたときに設立。石炭,石油,天然ガスを産する。鉄道関係施設のほか,ガラス,ニッケル,電気,セメント,家具,食料品工場がある。数度洪水に襲われたので,町は堤防で囲まれている。州内最古のマーシャル大学 (1837創立) がある。人口5万 4844 (1990) 。

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百科事典マイペディアの解説

ハンティントン

米国の地理学者,気候学者。イェール大学教授。ティグリス・ユーフラテス川流域,中央アジアなどを探検。著書《アジアの脈動》(1907年)中で,中央アジアの気候乾燥化と古代の国々の興亡との間に因果関係をみいだす説を打ち出した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハンティントン【Huntington】

アメリカ合衆国ウェスト・バージニア州西部の商工業都市。人口5万5000(1990)。オハイオ川に面した河港で,州最大の都市。周辺地域で産出される石炭,石油,天然ガスを利用したガラス,化学,マットレスや電気機械,金属製品,家具などの工場がある。1796年に最初の定住集落が建設され,1871年にチェサピーク・オハイオ鉄道の終点となってから急速に発達した。【菅野 峰明】

ハンティントン【Ellsworth Huntington】

1876‐1947
アメリカの地理学者。ウィスコンシンのベロイト大学を1897年に卒業。後にハーバード大学やイェール大学でも学び,学位を得た。トルコのユーフラテス大学で1897‐1901年の4年間教師となった。その間にティグリス・ユーフラテス川流域の探検調査を行い,その業績によりイギリス地理学会から賞を得た。以来中央アジアの大規模な探検を数回行い,さらにインドやシベリアにも足を伸ばした。その成果は《アジアの脈動》(1907)となったが,そのなかで彼は中央アジアの古代の国々の興亡は気候変化――気候の乾燥化が大きな因子として働いたという説を打ち出して世界的に知られるようになった。

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大辞林 第三版の解説

ハンティントン【Ellsworth Huntington】

1876~1947) アメリカの人文地理学者。中央アジアを探検調査して、気候の変動が文明の盛衰に及ぼす重要性を説いた。著「気候と文明」「人文地理学原理」など。

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367日誕生日大事典の解説

ハンティントン

生年月日:1876年9月16日
アメリカの地理学者
1947年没

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世界大百科事典内のハンティントンの言及

【ローマ没落史観】より

…ギボンが強調した宗教的要因は,近年モミリアーノA.Momiglianoによりキリスト教会への最良者の吸収という形で再評価された。自然科学的方法の援用は,19世紀末から20世紀初頭にかけて,地力消耗を没落原因とするJ.vonリービヒやシンコービチG.Simkhovitch,気候変動と没落の関連を説くE.ハンティントンらの自然的要因を重視する見解を生んだが,これらに対してはM.I.ロストフツェフによる鋭い批判がある。医学や生物学の進歩は人間的要因にも目を向けさせ,ゼークO.Seeckの〈最良者の絶滅〉論,人種混交によるローマ市民団の劣性化を説くフランクT.FrankやニルソンM.P.Nilssonの説を生んだが,これらも厳しい批判を浴び,ことにナチズムによる罪禍ののちは影を潜めた。…

※「ハンティントン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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