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バイルシュタイン Friedrich Konrad Beilstein

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バイルシュタイン
ばいるしゅたいん
Фёдор Фёдорович Бейльштейн Fyodor Fyodorovich Beyl'shteyn
(1838―1906)

ロシアの化学者。サンクト・ペテルブルグでドイツ系ロシア人の家庭に生まれる。ハイデルベルク、ミュンヘン、ゲッティンゲン、パリと各地を遊学し、1866年、ペテルブルグ工科大学の教授職を得るとともに帰国。1881年ロシア科学アカデミーの会員に選ばれる。バイルシュタインの主たる業績は、有機化合物の分類・体系化にあるが、とりわけ、彼の編集した『有機化学便覧』Handbuch der organischen Chemie(1880~1882)は現在まで、有機化学研究者にとって必須(ひっす)の知識を提供する最良の情報源の一つとなっている。また、ハロゲン検出法のバイルシュタイン反応を考案するなどの業績も残した。[井山弘幸]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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