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バルベス バルベスBarbès, Armand

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バルベス
バルベス
Barbès, Armand

[生]1809. グアドループポアンタピートル
[没]1870. ラエ
フランスの革命的社会主義者七月革命とともにパリに出,L.ブランキとともにルイ・フィリップの政治に反対する多くの陰謀に参加。 1839年5月 12日の蜂起の結果無期懲役に服したが,二月革命で解放された。

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世界大百科事典 第2版の解説

バルベス【Armand Barbès】

1809‐70
フランスの政治家,革命家。アンティル諸島グアドループ駐在のフランス軍軍医の家庭に生まれ,1831年ころパリに出て法律を学んだ。民衆の解放のためには,まず革命結社による政治権力の奪取が必要と考え,共和主義運動に身を投じ,結社〈人間の権利協会〉に加入したが,34年に結社が弾圧されると〈家族社〉という秘密結社を組織,36年火薬製造の罪に問われ,ブランキらとともに逮捕された。釈放後37年末には再び〈季節社〉をブランキマルタンベルナールと結成し,39年5月パリで蜂起したが失敗に終わり,投獄された。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バルベス
ばるべす
Sygismond Auguste Armand Barbs
(1809―1870)

フランスの革命家。富裕な医者の家に生まれる。1830年の七月革命後パリで法律を学ぶかたわら、「人権協会」などの共和派の七月王政に対する革命運動に参加した。1834年4月のパリの暴動参加の容疑で一時逮捕されたが、翌1835年釈放後ブランキらとともに革命秘密結社「家族社」を結成、1836年武器製造容疑で再逮捕され、有罪宣告を受けて投獄された。翌1837年大赦により釈放後、ブランキ、マルタン・ベルナールらとともに秘密結社「季節社」を結成、1839年7月パリで暴動を起こして逮捕され、死刑を宣告されたが無期刑に減刑された。その後各地の牢獄(ろうごく)を転々、1848年の二月革命で釈放され、人権協会の再生、革命クラブの設立に努めたが、第二共和政に対する5月15日の社会主義者の反乱に加担、逮捕、投獄中にブランキ派と決別した。1854年、第二帝政のナポレオン3世によって釈放されたのち、オランダに亡命、生涯をその地で過ごした。[桂 圭男]

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世界大百科事典内のバルベスの言及

【季節社】より

…こうした状況を前提に組織されたのが季節社である。バブーフの平等主義とブオナローティの秘密結社運動の伝統にたつ革命家ブランキ,およびバルベスとマルタン・ベルナールMartin Bernard(1808‐83)の3者を中心に37年に結成され,その加盟者は600ないし1000名の間と見積もられている。39年5月には武装部隊で市庁舎を一時的に占拠したが,正規軍に敗れ,組織は壊滅した。…

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