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パッシェン パッシェン Paschen, Louis Carl Heinrich Friedrich

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パッシェン
パッシェン
Paschen, Louis Carl Heinrich Friedrich

[生]1865.1.22. メクレンブルクシュウェリン
[没]1947.2.25. ポツダム
ドイツの実験物理学者シュトラスブルク大学,ベルリン大学に学び,ボン大学の A.クントのもとで気体放電に関する電極距離と気体圧の影響を示すパッシェンの法則を見出して学位を得た。ボン大学教授,テュービンゲン大学教授を経て,ベルリンの国立物理工学研究所所長 (1924) 。

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百科事典マイペディアの解説

パッシェン

ドイツの物理学者。1924年―1933年国立物理工学研究所長。分光学,熱放射等の実験研究を行い,水素スペクトルパッシェン系列(1908年),強い磁場におけるスペクトル線の分裂に関するパッシェン=バック効果(1912年),気体放電に関するパッシェンの法則(電場と温度が一定のとき火花電圧は電極間の距離と気体の圧力との積の関数である)等を発見。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パッシェン
ぱっしぇん
Louis Carl Heinrich Friedrich Paschen
(1865―1947)

ドイツの実験物理学者。ストラスブール、ベルリンの大学に学ぶ。1888年学位を取得、テーマは「気体の火花電圧(絶縁破壊電圧)は密度とギャップの長さの積の関数となる」という、いわゆる「パッシェンの法則」である。1888年ヒットルフの助手となり、精密測定技術を習得し、1891年ハノーバー工科大学助手、1895年同大学講師。トムソン型無定位電流計を製作し、赤外線領域における金属の不規則選択反射の発見(1892)に次いで、炭酸ガス水蒸気の赤外線吸収(1913年のビエラムNiels Bjerrum(1879―1958)の分子吸収の量子論的考察の実験的証拠)や蛍石(ほたるいし)などの分散率の測定などの分光学的研究を進めた。またこれを基礎に周囲の条件を考慮した綿密な固体の輻射(ふくしゃ)測定を行い、ウィーンの変位則・シュテファン-ボルツマンの法則(1897)、ウィーンの分布則(1899)を実験的に確証、熱輻射(熱放射)論の発展に寄与した。1901年チュービンゲン大学教授。1908年には分解能の高い光学器械を用いて、いわゆる水素スペクトルのパッシェン系列、1912年には強磁場中のゼーマン効果、いわゆる「パッシェン‐バック効果」を発見した。1916年にはヘリウムスペクトルの微細構造を調べ、ゾンマーフェルトの理論を裏づけた。1919年ボン大学教授、1924年国立物理工学研究所長となる。[兵藤友博]

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