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ヒドラジン ヒドラジン hydrazine

翻訳|hydrazine

7件 の用語解説(ヒドラジンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒドラジン
ヒドラジン
hydrazine

化学式 N2H4 。刺激臭のある無色の液体で融点 1.4℃,沸点 113.5℃。紫色の炎をあげて燃える。強力な還元剤として有機化学反応に用いられるほか,ロケット燃料として用いられる。強い毒性をもち,皮膚,粘膜をおかし,肝臓を害する。

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デジタル大辞泉の解説

ヒドラジン(hydrazine)

窒素2原子水素4原子から成る無色の液体。空気中で強く発煙する。有毒。還元剤・ロケット燃料などに用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

ヒドラジン

化学式はN2H4。比重1.011(15℃),融点1.4℃,沸点113.5℃。空気中で強く発煙する無色の液体。水,アルコールによく溶け,強い還元剤。爆発性。

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栄養・生化学辞典の解説

ヒドラジン

 N2H4 (mw32.05).H2N-NH2血管拡張薬で血圧を低下させる.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

ヒドラジン【hydrazine】

化学式H2NNH2アンモニアに似た臭いのする無色の液体。空気中で発煙する。融点1.4℃。沸点113.5℃。水,アルコールに任意の割合でまざる。N-N結合の長さは1.47Å,二つの非共有電子対の間のねじれ角は90度である(図参照)。液体状態では安定だが,気体状態では不安定で,きわめて燃えやすい。空気あるいは金属の存在下に加熱したり,紫外線を照射すると,爆発的に分解して,窒素とアンモニア,または水素と窒素を生ずる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ヒドラジン【hydrazine】

無色の発煙性液体。水によく溶ける。化学式 H2NNH2 ヒドラジンとその塩は還元性が強く、還元剤やロケット燃料に用いられる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒドラジン
ひどらじん
hydrazine

窒素と水素の化合物。アンモニアまたは尿素を次亜塩素酸塩で酸化するラーシッヒ法で製造される。
  NH3+NaOCl―→NH2Cl+NaOH
  NH2Cl+NH3+NaOH
   →N2H4+NaCl+H2O
 最終的にヒドラジン一水和物の濃水溶液として得られる。重金属イオンが存在すると収量が低下するので、キレート剤、にかわなどを加える。次亜塩素酸塩のかわりに塩素とアセトンを用いるバイヤー法もある。
 無水ヒドラジンは無色、発煙性、アンモニア臭の油状液体。空気中では発煙する。強熱すると爆発する。水に易溶。弱い塩基でヒドラジニウム塩(一般式N2H5XおよびN2H6X2、Xは1価の陰性原子または基)をつくる。硫酸塩N2H6SO4は水に溶けにくい。水溶液は還元作用があり、銀塩溶液から銀を沈殿させ、鉄()塩を鉄()塩に変える。溶存酸素により窒素を生じる。酸化剤となることもある。
 一水和物N2H4H2Oは無色、発煙性の液体。式量50.1。融点-51.7℃。沸点は118.5℃(水銀柱740ミリメートル)。比重1.0305(25℃)。二大用途は高圧ボイラー用水の脱酸素剤と高分子材料の発泡剤で、ついで農薬用、医薬用である。過酸化水素とともにロケット推進薬の燃料として用いられる。また燃料電池などにも用いられる。きわめて有毒。[守永健一・中原勝儼]

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