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ヒマワリ

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栄養・生化学辞典の解説

ヒマワリ

 [Helianthus annuus].キク目キク科ヒマワリ属の植物で,種子を食用にしたり,油脂をとる.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

ヒマワリ【sunflower】

夏に巨大な花が咲くキク科の一年草(イラスト)。ヒグルマニチリンソウの名もある。中国名は向日葵北アメリカ中・西部地方が原産地であるが,代表的な大型品種ロシアヒマワリは種子を油料,飼料にするために,旧ソ連地域諸国,インドトルコメキシコなど各国で大栽培を行っている。茎は2~4mで直立し,心臓形の大きな葉を互生し,茎葉ともに粗毛がある。頭花は単生するもの,分枝して咲くものなどいろいろあるが,ロシアヒマワリは頭花の径が60cmに及ぶ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒマワリ
ひまわり
[学]Helianthus

キク科ヒマワリ属の総称。一年草または多年草。普通、全株粗剛毛に覆われる。頭花は長花柄上に単生、またはまばら散形花序をなす。北アメリカを中心に約160種知られ、花壇、切り花、または鉢植えにして観賞する。ヒマワリ(向日葵)sun flower/H. annus L.は北アメリカ原産の不耐寒性一年草。英語名のサンフラワーの名でよばれることもあり、別名ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)ともいう。茎は太くて単幹直立し、高さ1~3メートルに達する。茎上部を分枝し、先端に径10~40センチメートルの大輪花を開く。品種、変種が多く、八重咲きのサンゴールド、八重咲きで矮性(わいせい)種のイエローピグミー、切り花に多く用いられる太陽、黒竜などがある。観賞用のほか、採油用または家畜用飼料としても重要視される。生育は旺盛(おうせい)で、3~5月に苗床に播種(はしゅ)し、苗を育てて移植するか、4~5月に直播(じかま)きする。
 近年、学名のヘリアンサスの名でよく栽培されるコヒマワリH. debilis Nutt.はアメリカ、フロリダからテキサス原産の不耐寒性一年草。ヒマワリよりは小形で、高さ1~2メートル。7~9月、径6~8センチメートルの花を開く。花芯(かしん)は褐紫色で舌状花は黄色である。切り花、花壇用によい。栽培はヒマワリより容易で、日当りのよい所に30センチメートルの株間で4、5個ずつ直播きし、のちに間引く。庭植えは、1回摘芯(てきしん)する。[魚躬詔一]

文化史

スペインの医師ニコラス・モナルデスによって1564~71年の間に、新大陸からスペイン王立植物園にもたらされ、ヨーロッパに広がった。中国ではその半世紀後の『花史左編』(1616)に丈菊(じょうぎく)の名で初見する。日本にもその名で伝わり、『訓蒙図彙(きんもうずい)』(1666)には図とともに「丈菊、俗に言ふてんがいくわ(天蓋花)、一名迎陽花(げいようくわ)」の記述がある。貝原益軒(えきけん)は『花譜(かふ)』(1694)では、ひふがあふひ(日向葵)、かうじつあふひ(向日葵)の和名をあげるが、15年後の『大和本草(やまとほんぞう)』には「日マハリとも言ふ」と書いている。また伊藤三之丞の『花壇地錦抄(ちきんしょう)』(1695)にも日廻(ひまわ)りの名が出ている。したがって、元禄(げんろく)(1688~1704)のころにヒマワリの名は広がったらしい。その名は、太陽の動きに花がついて回るとみられたことからおこった。益軒は、『花譜』では花が「日に向ふ」としか記していないが、『大和本草』では「日につきて回る」と述べている。ヒマワリはつぼみの間は太陽の方向に花首を向け、夜の間に西から東に向きを変える。その運動は花弁が黄色く色づくころから鈍り、開花期後、多くは東を向いたまま動かなくなる。しかし同属のシロタエヒマワリH. argophyllus Torr. et Grayは、開花後も太陽の動きにつれて回転することが観察されている。[湯浅浩史]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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