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ピペリジン piperidine

栄養・生化学辞典の解説

ピペリジン

 C5H11N (mw85.15).

 ヘキサヒドロピリジンともいう.コショウの辛味成分はピペリジンの誘導体

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ピペリジン【piperidine】

ヘキサヒドロピリジンに相当する環式第二アミン。刺激臭をもつ無色の液体。融点-9.0℃,沸点105.6℃。水,アルコールに任意の割合でまざる。黒コショウに含まれる。ピペリン(コショウの辛味成分であるアルカロイド)をアルコール中で水酸化カリウムと加熱分解すると得られることから,ピペリジンの名称が与えられた。ピリジンニッケルまたはルテニウム触媒上で水素化して作る。塩基解離指数pKb=2.88で,ジエチルアミン(C2H5)2NH(pKb=3.07)よりも少し強い塩基性を示し,脂肪族第二アミンと同様の反応を行う。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピペリジン
ぴぺりじん
piperidine

複素環式化合物の一つで、環内に窒素原子1個をもつ飽和6員環化合物。ピリジンの水素化により得られる。アンモニアに似たにおいをもつ無色の液体で、水、有機溶媒のいずれにもよく溶ける。強い塩基性を示し、種々の酸と塩を生成する。有機合成や医薬品の原料として用いられる。有毒である。[廣田 穰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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