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ファン・アイク Van Eyck, Hubert

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファン・アイク
Van Eyck, Hubert

[生]1366頃
[没]1426.9.18.
フランドルの画家。初期フランドル絵画の創始者。 J.ファン・アイクの兄。『ヘントの祭壇画』 (ヘント,サン・バボン大聖堂) の外側枠のラテン語の銘文からこの作品に着手したことが知られる。しかし,銘文を後世の偽作とする説があり,またほかに彼の生涯や作品に関する確実な資料がないため彼の存在を否定する説もある。

ファン・アイク
Van Eyck, Jacob

[生]1590頃
[没]1657. ユトレヒト
オランダのリコーダー奏者,作曲家。ユトレヒトの盲人で,カリヨン,オルガン,リコーダーの名手であった。 1654年アムステルダムで『笛の楽園』を出版した。

ファン・アイク
Van Eyck, Jan

[生]1395以前. マーサイク
[没]1441.7.9以前. ブリュージュ
フランドルの画家。初期フランドル絵画の創始者。フーベルト・ファン・アイクの弟。1422~24年ハーグでオランダのヨハネス伯に仕え,1425年ブルゴーニュ公フィリップ善良公の宮廷画家となり,1429年末までリールに居住,1431年以降ブリュージュに定住した。その間フィリップの外交使節として 1427年スペイン,1428年ポルトガルに旅行。兄の跡を継いで 1432年に大作『ヘントの祭壇画』(ヘント,サン・バボン大聖堂)を完成した。ほかに代表的な作品として『アルノルフィーニ夫妻の肖像』(1434,ロンドン・ナショナル・ギャラリー)や『ニコラ・ロランの聖母』(1436頃,ルーブル美術館)などがある。(→フランドル美術

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