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フォルタレザ Fortaleza

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フォルタレザ
Fortaleza

ブラジル北東部,セアラ州州都レシフェの北西約 650km,大西洋にのぞむ港湾都市で,パジェウ川河口の両岸にまたがって位置する。ポルトガル人が建設した要塞を中心に発展した町で,1823年市となった。港は天然の遮蔽物がない開放錨地で,はしけによる荷役が必要であったが,近年東約 6kmのムクリペ岬に防波堤で保護された新しい港が建設され,喫水 7m以下の船舶が接岸できるようになり,港湾機能が大幅に改善された。同州の主要港として砂糖,コーヒー,カシューナッツ,エビ,塩,ゴム,綿花,カルナウバ・ワックス (ブラジルロウヤシから採取するろう) ,ラム酒などを積出す。染料,ファインセラミックス,包装資材などの工場が立地。海浜保養地としても知られる。セアラ連邦大学 (1955) ,フォルタレザ大学 (73) などがある。陸上交通の中心地でもあり,市から放射状に道路が延び,また西のソブラル方面と南のイグアトゥ方面へ鉄道が通じ,後者はレシフェへいたる。人口 175万 8334 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

フォルタレザ(Fortaleza)

ブラジル北東部、セアラー州の州都。大西洋に臨む港湾都市。砂糖・コーヒー・綿花などを産出。漁業も盛ん。人口、行政区247万(2008)。旧称セアラー。

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百科事典マイペディアの解説

フォルタレザ

ブラジル北東部,セアラ州の州都。大西洋岸の港湾都市で,19世紀の開港と鉄道建設以来発展。近年内陸からの移住者により急速に拡大,大商工業都市に拡大。1609年ポルトガル人が要塞として創設。
→関連項目ノルデステ

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世界大百科事典 第2版の解説

フォルタレザ【Fortaleza】

ブラジル北東部,セアラ州の州都。人口74万3335(1991)。17世紀初めフランス,オランダの侵寇に備えた要塞として建設されたが,内陸地との交通が少なく停滞,19世紀の開港と鉄道建設以来発展しだした。近年とくにセルトン(半乾燥内陸地帯)からの国内移住者,干ばつによる難民等により急膨張し,大商工業都市として成長する半面,スラム化が目だち,上下水道等の施設が遅れている。一帯はカルナウバ蠟,カシューナッツ,綿,塩等を産し,食品加工,繊維等の工業が盛んである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フォルタレザ
ふぉるたれざ
Fortaleza

ブラジル北東部、セアラ州の州都。別称セアラCear。大西洋に面する港湾都市で、レシフェに次ぐ北東部第二の工業都市でもある。人口214万1402(2000)。食品、織物、機械、食用油などの工業が立地する。砂糖、コーヒー、皮革、綿花の輸出港で、近代漁業基地でもあるが、ジャンガーダとよばれる筏(いかだ)船による漁業も行われる。北東部開発の拠点で、ノルデステ銀行や干魃(かんばつ)対策工事局の本部が置かれている。一年中大西洋から風が吹き、広大な天日製塩田やイラセマ海岸に代表される海岸保養地がある。民芸館に利用されている旧監獄、ブラジルの文豪アレンカールの住居など見学地も多い。[山本正三]

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