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ブルガス ブルガスBurgas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルガス
Burgas

ブルガリア東部,黒海沿岸のブルガス州の州都。ブルガス湾の港湾都市バルナと並ぶブルガリアの主要港で,黒海貿易物資の 40%,漁獲の大部分を扱う。製粉,水産加工,機械,石油精製などが盛ん。近郊では銅,岩塩を産する。3世紀以来の港町で,中世にはピュルゴスと呼ばれたが,1676年以降現名称となった。港湾都市として発達。市の北方の海岸は広大な砂浜が開け,海水浴の好適地になっている。人口 20万 4915 (1991推計) 。

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百科事典マイペディアの解説

ブルガス

ブルガリア南東部,黒海沿岸の港湾都市。バルナとならぶ貿易港で,金属加工・機械・化学・食品工業が行われ,黒海漁業の中心でもある。観光地としての開発も進められている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブルガス
ぶるがす
Burgas

ブルガリア東部、ブルガス県の県都。黒海沿岸の中部に位置する工業都市で、同国最大の港湾をもつ。市の北西部には温泉が湧出(ゆうしゅつ)し、ソゾポルSozopol、ネセバルNesebr、スランチェフ・ブリャクSlanchev brjag(サニー・ビーチ)などの黒海沿岸リゾートの拠点でもある。ソフィア―プロブディフ―ブルガス線の鉄道の終点で、空港も備える。人口20万9479(2001)。中世の漁港から発展し、17世紀後半には、木材と塩の貿易で栄えた。1878年のオスマン帝国からの独立後、この地のトルコ系、ギリシア系住民が流出したが、山間部やオスマン帝国領の東トラキアからブルガリア人が移住し、1912~13年のバルカン戦争や第一次世界大戦時には、難民が大量に流入して、人口が急激に拡大した。1890年に鉄道が敷かれて首都ソフィアと結ばれ、20世紀に入ると港湾整備に伴って、機械、食品工業が勃興(ぼっこう)した。社会主義時代には大規模な石油化学コンビナートが建設され、市の産業の中心を担った。市内には、イコンを集めた美術館や歴史博物館、また大学もある。[寺島憲治]

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