ブルーストッキング(英語表記)Bluestocking

翻訳|bluestocking

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルーストッキング
Bluestocking

18世紀中頃のイギリスの教養ある上流婦人のグループ。ビージー夫人,E.R.モンタギュー,F.バーニーらがおり,S.ジョンソンガリック,H.ウォルポールらを招いて歓談した。招かれたある人物が正装がないのでと断ると,いまはいている毛の「青い靴下」 (普段着) で結構ですと,ビージー夫人が答えたことに由来する。日本語の「青鞜」はこの訳語。

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百科事典マイペディアの解説

ブルーストッキング

Bluestocking Societyは〈青鞜(せいとう)派〉と訳。1750年ころ英国のモンタギュー夫人Elizabeth Montagu〔1720-1800〕らが女性も参加できる知的な会話の場として興した文芸サロンで,呼び名は常連の1人が青靴下をはいていたことに由来する。参加者にはH.ウォルポールジョンソン博士,H.モアHannah More〔1745-1833〕ら。現在は,女性作家や文学愛好者を軽蔑した呼び方として用いられる。
→関連項目青鞜モンタギュー

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世界大百科事典 第2版の解説

ブルーストッキング【bluestocking】

本来は18世紀イギリスの一部のインテリぶった女性たちに与えられた蔑称E.モンタギューがそのグループの指導者と目されていた。語源については諸説があるが,J.ボズウェルが《サミュエル・ジョンソン伝》(1791)で語るところによると,18世紀の終りごろ,エリザベス・ビージーなる女性のサロンで,インテリ女性たちの夕べの会合がしばしば開かれ,主として文学や芸術に関する高級な議論が交わされていた。男性側からも時の名士が招かれて会話に加わったが,そのなかでベンジャミン・スティリングフリートなる紳士が,普通一般の黒絹の靴下ではなく,青色のウールの靴下をはいて人目をひいた。

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世界大百科事典内のブルーストッキングの言及

【モンタギュー】より

…夫の家をロンドンの知性とファッションの中心にしようと努めた。彼女のサロンは〈ブルーストッキング〉とあだ名され,E.バークやH.モアなど当時の文人が多数出入りした。夫の死後もサロンの女主人として活躍するとともに,シェークスピアに関する評論の中でボルテールを攻撃するなど,みずからの文筆活動も旺盛だった。…

※「ブルーストッキング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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