ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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オランダ南部、ノールト・ブラバント州にある都市。人口16万2308(2001)。ベルギー国境に近いマルク川とアー川の合流点に位置し、道路交通の要衝である。機械、繊維、食品などの工業が発達する。12世紀にはブラバント公の直領地であったが、1252年に自治権を獲得、16世紀には要塞(ようさい)化された。独立戦争中にはスペインとの間で争奪が繰り返され、とくに1625年にスピノラ将軍指揮下のスペイン軍に降服した模様はベラスケスの絵画『ブレダ開城』によって有名である。しばしば歴史的舞台となり、1566年のオランダ・スペイン間のブレダ和約、イギリスのチャールズ2世が王政復古直前の1660年4月に発したブレダ宣言、第二次イギリス・オランダ戦争を終結させた1667年のブレダ条約などが知られる。ゴシック様式のフローテ教会、オランダ・ルネサンス様式の陸軍士官学校などがあり、ローマ・カトリックの司教座も置かれている。
[長谷川孝治]
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