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ブロツキー ブロツキーBrodsky, Joseph Aleksandrovich

5件 の用語解説(ブロツキーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブロツキー
ブロツキー
Brodsky, Joseph Aleksandrovich

[生]1940.5.24. レニングラード
[没]1996.1.28. ニューヨーク
ソ連生れのアメリカの詩人。ユダヤ系。7年制の学校を卒業したのち,15歳から職を転々とし,1957年頃から詩作を始める。当初からソ連国外で高い評価を得るが,64年から1年半「社会の屑」として強制労働に処せられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ブロツキー(Iosif Aleksandrovich Brodskiy)

[1940~1996]米国の詩人。ソ連の生まれ。作品が地下出版されていたが、「社会的徒食者」として逮捕され、後に米国へ亡命した。優れた哲学的叙情詩を書いたほか、評論や随筆の名手としても知られる。1987年ノーベル文学賞受賞。詩集「長詩と短詩」「ウラニア」、随筆集「一以下」など。ヨシフ=ブロツキー

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

ブロツキー

旧ソ連生れの詩人。ユダヤ系。レニングラード(現サンクト・ペテルブルク)出身。独学で幅広い教養を習得し,とりわけジョンダンオーデンなどの英米詩を愛読。さまざまな職につきつつ早くから詩を書きはじめるが,1963年に社会的に有害な〈徒食者〉として逮捕。
→関連項目バラトゥインスキー亡命文学

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ブロツキー【Iosif Aleksandrovich Brodskii】

1940~1996) 〔Joseph Brodsky とも〕 ロシア出身の詩人。ソビエト体制下で迫害され、アメリカに亡命。哲学的な抒情詩を本領とするが、評論やエッセイの名手でもある。詩集「品詞」、戯曲「大理石」、評論集「一以下」など。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブロツキー
ぶろつきー
Иосиф Александрович Бродский Iosif Aleksandrovich Brodskiy
(1940―1996)

詩人。レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)生まれのユダヤ系ロシア人。15歳で学校を中退、以後独学でいくつかの外国語を学び、1958年から詩を書き始めた。作品のほとんどは地下出版の形で流布されていたが、64年「社会的寄食者」として逮捕され、一時アルハンゲリスク地方に追放された。72年出国を強制され、ウィーンロンドンに滞在後、アメリカに渡り、77年市民権を取得。ジョン・ダン、エリオットなどに傾倒し、野卑な口語の要素を取り入れながらも、それが「形而上学(けいじじょうがく)的」なものにまで高められている。題材を古典古代、聖書などにとりながらも、つねにそれは現在と重ね合わされた。詩集に『長詩と短詩』(1965)、『美しい時期の終り』(1977)など。87年ノーベル文学賞受賞、91年アメリカの桂冠(けいかん)詩人に叙せられた。[小平 武]
『ブロツキー著、沼野充義訳『大理石』(1991・白水社) ▽ブロツキー著、金関寿夫訳『ヴェネツィア・水の迷宮の夢』(1996・集英社) ▽ブロツキー著、沼野充義訳『私人――ノーベル賞受賞講演』(1996・群像社) ▽ブロツキー著、たなかあきみつ訳『ローマ悲歌』(1999・群像社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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