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プロバンス文学 プロバンスぶんがく

世界大百科事典 第2版の解説

プロバンスぶんがく【プロバンス文学】

西ローマ帝国の滅亡(476)後,ガリア地方(今日のフランス)はゲルマン民族の侵入によって言語的統一が失われ,ほぼ8世紀ころから,ロアール川以南の地には,北仏語(オイル語)とかなり相違した南仏語(オック語)が発生した。この南仏語で書かれた文学を総称して,一般にプロバンス文学という。このようにフランス南東部の一地方名を冠して,この文学をプロバンス文学と呼称するのは必ずしも妥当ではない。これは,19世紀中葉,プロバンスの詩人ミストラルらによって南仏文学復興運動〈フェリブリージュ〉が興され,この運動が南仏全域の言語・文学の刷新・興隆に大きな役割を果たしたためである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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