コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヘビイチゴ

2件 の用語解説(ヘビイチゴの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ヘビイチゴ

日本全土,東アジアの低地の路傍や田の畔(あぜ)などに多いバラ科の多年草。茎はつる状にのびて地をはい,卵円形の小葉3枚からなる葉を互生する。4〜6月,葉腋から1本の花柄を出し,頂に黄色5弁で径約1.5cmの花を1個つける。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘビイチゴ
へびいちご / 蛇苺
[学]Duchesnea chrysantha (Zoll. et Mor.) Miq.

バラ科の多年草。茎は細くて長く、節から発根して地表をはい、群生する。葉は長い柄があって互生し、3出複葉で小葉は倒卵形、縁(へり)に深く切れ込む鋸歯(きょし)がある。葉質は薄く、黄緑色で、托葉(たくよう)がある。4~6月、葉腋(ようえき)から細長い花柄を出し、黄色で径約1センチメートルの5弁花を1個開く。花期後、花托は肥大し、いちご状果となる。果実は球形の痩果(そうか)で、表面にしわがある。赤色に熟すが、海綿質でおいしくはない。山野や平野の道端に普通に生え、日本、および朝鮮半島、中国、インドからインドネシアに分布する。近縁のヤブヘビイチゴは、全体が大形で、ヘビイチゴが二倍体であるのに対し一二倍体である。分布は同じであるが、より日陰の所に生育する。
 ヘビイチゴ属はアジアに約6種あるといわれるが、学説ははっきりと定まっていない。オランダイチゴ属やキジムシロ属といっしょにされていたことがあるが、現在は別属とされる。茎ははい、花弁は黄色で、赤色のいちご状果をつくるが、美味でないのが特徴である。中国では本属の植物を薬用とする。[鳴橋直弘]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ヘビイチゴの関連キーワード東アジア小アジア東亜アジアンポップス東アジア首脳会議ウドオニユリノビルフキヤマゴボウ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone