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ベッリ Belli, Giuseppe Gioacchino

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベッリ
Belli, Giuseppe Gioacchino

[生]1791.9.10. ローマ
[没]1863.12.21. ローマ
イタリアの詩人。ローマの庶民生活を主題に,ローマ方言による風刺詩を書いた。主としてソネット形式により,1830~39年に,2000編以上もの詩を残した。主要作品は『ベッリのロマネスク・ソネット集』I sonetti romaneschi di G. G. Belli (L.モランディ編,6巻,1886~89) に収録されている。

ベッリ
Verri, Alessandro

[生]1741.11.9. ミラノ
[没]1816.9.23. ローマ
イタリアの小説家,劇作家。兄ピエトロとともに『カッフェ』 Il Caffeを創刊し,編集者の一人として,百科全書的活動を行なった。主著『ローマの夜』 Notti romane (1792) ,『ミラノの陰謀』 Congiura di Milano (99) 。

ベッリ
Verri, Pietro

[生]1728.12.12. ミラノ
[没]1797.6.28. ミラノ
イタリアの経済学者,文学者。 18世紀イタリアにおける最も革新的な文化雑誌『カッフェ』 Il Caffeを創刊,編集主幹をつとめた。自由主義経済の擁護者であり,ベッカリーアの名著『犯罪と刑罰』は彼の示唆で書かれた。主著『ミラノ史』 Storia di Milano (2巻,1783~99) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

ベッリ【Giuseppe Gioachino Belli】

1791‐1863
イタリアの詩人。両親を早く失い,貧困と労働の青年期を送る。やがて,裕福な貴族女性との結婚を契機に教皇庁に職を得ると,ソネット形式による盛んな詩作を行う。貴族や高位聖職者に取り巻かれた生活を送りながら,その腐敗した社会になじむことができず,一方において,民衆をいわばみずからの思想表現の道具としてしか描こうとしなかった,当時のロマン主義文学の姿勢にもあきたらないものを感じていた彼は,自分もまた民衆の一人と位置づけて,その社会の内側から民衆の風習,道徳観,感情などをあるがままの姿で描きだそうと努めた。

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