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ベ平連 ベへいれん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベ平連
ベへいれん

「ベトナムに平和を!市民連合」のページをご覧ください。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ベ平連

作家小田実氏、開高健氏、哲学者鶴見俊輔氏らが結成した反戦運動グループ。65年4月、東京都で初めてのデモをした。ポスターやバッジ、米国主要紙への意見広告の掲載、反戦脱走米兵への援助といった独自の活動を展開した。

(2003-04-07 朝日新聞 朝刊 1社会)

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百科事典マイペディアの解説

ベ平連【ベへいれん】

ベトナムに平和を!市民連合〉の略称。1965年小田実開高健,鶴見俊輔らを中心に作られたベトナム反戦の市民運動体。デモ,討論会,反戦広告,米兵の脱走援助等多様な運動を展開。
→関連項目いいだもも久野収鶴見俊輔平和運動ベトナム戦争

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世界大百科事典 第2版の解説

ベへいれん【ベ平連】

正式の名称を〈ベトナムに平和を!市民連合〉という。1960年代後半から70年代にかけて活動したベトナム反戦の市民運動体。代表は作家の小田実,事務局長は66年から解散まで吉川勇一である。1965年2月のアメリカ軍による大規模な北ベトナム爆撃の開始に抗議し,4月24日,小田実,開高健,鶴見俊輔,いいだ・もも,高畠通敏らの呼びかけたデモが,東京の清水谷公園で行われ(参加1500人),〈ベ平連〉が発足した。

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大辞林 第三版の解説

ベへいれん【ベ平連】

〔「ベトナムに平和を!市民連合」の略〕
1965年(昭和40)ベトナム戦争に反対する無党派市民により組織された反戦運動団体。74年解散。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベ平連
べへいれん

正式には「ベトナムに平和を!市民連合」という。1965年(昭和40)4月に発足した、ベトナム戦争反対の市民運動体(解散は74年1月)。代表は作家の小田実(おだまこと)。それまでの平和運動が既成政党によって系列化し、有効性を欠いていたときに、多くの知識人や無党派の市民を結集し、徹夜ティーチイン、『ニューヨーク・タイムズ』紙などへの反戦広告、日米共同デモ、反戦米脱走兵への援助、在日米軍基地内での反戦運動の組織など、ユニークな活動を展開し、その新鮮さと大衆性、一定のラジカルさによって影響力をもち、多くの若者層を結集した。組織は会員制をとらず、自発的な参加を求め、最盛時には全国で300以上のグループが生まれた。また60年代末には、労働者の反戦青年委員会や学生の「全共闘」、新左翼諸党派と、反戦の共同行動を組織し、都心で数万のデモを行ったりした。ベ平連の運動と組織のあり方は、その後の市民運動・住民運動にも影響を与えた。[吉川勇一]
『小田実著『「ベ平連」・回顧録でない回顧』(1995・第三書館) ▽R・H・ヘイブンズ著、吉川勇一訳『海の向こうの火事――ベトナム戦争と日本 1965~1995』(1990・筑摩書房)』

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世界大百科事典内のベ平連の言及

【意見広告】より

…60年代から70年代にかけて,ベトナム戦争をはじめ人権,消費者,環境,エネルギー・資源問題などで社会的亀裂が広がるにつれて,意見広告は産業界ばかりでなく,市民団体も積極的に行うようになってきた。日本のベ平連が《ニューヨーク・タイムズ》に反戦広告を初めて掲載したのは65年である。70年代初頭のアメリカ産業界の広告は環境対策に集中,73‐74年の石油危機の際は,エネルギー・資源問題が中心テーマとなったが,意見広告はその時点の社会的課題を描き出している。…

【市民運動】より

… この時期の運動の特徴としては,(1)高度成長により都市の大衆社会化がすすむなかで,運動が展開される社会的・経済的基盤が整った,(2)市民的自由の侵害に敏感に反応する自覚的市民が育った,(3)彼らは既成政党・労組のセクト主義・官僚主義・出世主義に批判的な無党派市民で,少数派としての運動に誇りをもっていた,(4)上からの指示や財政援助がない自まえの運動のため,市民自治能力を身につけねばならなかった,(5)民主的諸制度を活用して自由の枠を広げ,横断的な市民の連帯を模索した,などがあげられる。 1965年に発足した反戦市民組織〈ベトナムに平和を!市民連合〉(ベ平連)は,60年安保の経験と蓄積に立って,市民運動を飛躍的に前進させた。日米同時デモ,ティーチインなどの国際連帯や,絶叫型でないふだん着の運動スタイルで,運動に新風を吹き込んだ。…

※「ベ平連」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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