ボース=アインシュタイン統計(読み)ボースアインシュタインとうけい

改訂新版 世界大百科事典 の解説

ボース=アインシュタイン統計 (ボースアインシュタインとうけい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ボース=アインシュタイン統計
ボースアインシュタインとうけい

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世界大百科事典(旧版)内のボース=アインシュタイン統計の言及

【アインシュタイン】より

…24年放射を光量子気体として扱い,新しい統計的方法を提出したS.N.ボースの研究を高く評価したアインシュタインは,その方法を物質粒子の理想気体の場合に適用した。これはボース=アインシュタイン統計と呼ばれる。他方で光量子仮説は,1923年のL.V.ド・ブロイの物質波の考えを導き,それがE.シュレーディンガーの波動力学への道を用意した。…

【量子統計】より

…このことから,フェルミ粒子の場合は一つの粒子状態を占める粒子数は0または1に限られる(フェルミ=ディラック統計,またはフェルミ統計という)。一方,ボース粒子の場合は一つの粒子状態が収容できる粒子数は0,1,2,3,……と限りがない(ボース=アインシュタイン統計,またはボース統計という)。 相互作用のない多粒子系が温度Tの熱平衡状態にある場合,エネルギーεの1粒子状態jにいるフェルミ粒子の数njは平均して,であり,ボース粒子なら,である(μは化学ポテンシャル)。…

※「ボース=アインシュタイン統計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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