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モアレ もあれ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

モアレ

規則的な模様を重ねたときに生じる模様。干渉縞とも呼ばれる。多色刷りの印刷物で、網点が重なる部分に生じることがある。また、画面をデータ化したり、網点のある印刷物をスキャニングしたりすると生じる場合もある。

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デジタル大辞泉の解説

モアレ(〈フランス〉moiré)

《「モワレ」とも》
木目や波紋模様を表した張りのある織物。また、その加工。タフタアセテートなどに施し、リボン服地などに使われる。
幾何学的に規則正しく分布する点または線を重ね合わせると、その間隔の疎密によってできる斑紋。網版多色印刷走査線が周期的に並ぶテレビ画面、画素が規則正しく配列されたデジタルカメラの撮影画像などに生じやすい。

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カメラマン写真用語辞典の解説

モアレ

moire(=波紋)。画像を形成しているドット(あるいは ピクセル )が互いに干渉しあって発生する周期的なパターン模様。オフセット印刷物でも網点が干渉してモアレが起こることもある。細かな格子模様の被写体を撮影したときに見られることがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

モアレ【moiré[フランス]】

波紋形の意で,織物表面に不規則に木目(もくめ)模様をあらわしたもの。琥珀(こはく)地やタフタ,ファイユのような細い横畝(よこうね)のある生地の表面をつぶして凹凸を作り,見る角度によって木目状の模様を生じさせる。2枚の織物を重ね,直角でなく少しずらせて熱ローラーの間を通して圧力をかけると,すだれの重なりにあらわれるような木目が凹凸によってあらわれる。またローラーの表面に加工する織物の緯密度に近い細い線を彫るとか,ローラーに木目模様を彫刻して,その間を熱圧しながら通すことによって生地の表面に同様の模様を表現する方法がある。

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大辞林 第三版の解説

モアレ【moiré】

見る方向により木目の模様の表れる織物。また、その加工。タフタ・アセテートなどに施す。
規則正しく分布している細かな点や線を重ね合わせたときに新たに生じる斑紋。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モアレ
moiré(moire)

木目 (波形) 模様を織り出した,厚地の絹織物。横うねのある織物の表同士を重ね合せて,カレンダの間を通し,押しつぶすと不規則な木目模様ができる。またエンボシングカレンダを使って,木目模様を彫刻したロールの間で押しつぶすと,規則的な模様を出すことができ,長く消えない。無地に染色して,カクテルドレス,イブニングドレス,裏地,リボン,帽子などに使用。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モアレ
もあれ
moirフランス語

目の粗い二枚の織物を重ね透かして見ると、重なり方によっては、波形模様(木目(もくめ)模様)が見られる。これは二枚の織り目の糸密度から生ずる、光の干渉によって生まれるもので、カーテンなどでよく見受ける。このモアレ模様を織物加工に施したものがあり、〔1〕横畝(よこあぜ)織物二枚を重ね合わせ、熱圧縮ローラー間を通して型付けする方法と、〔2〕木目を彫った熱圧縮ローラーで押型加工してつくられるものがある。[並木 覚]

印刷

平行細線のような規則正しく分布した点や線を重ね合わせると、重ね合わせる角度によりさまざまな斑紋(はんもん)ができる。多色網版の印刷のとき、各版のスクリーン角度を誤るとモアレを生じて不体裁になる。[平石文雄]

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