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モダン・ジャズ modern jazz

翻訳|modern jazz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モダン・ジャズ
modern jazz

1940年代中葉からリズム,旋律和音変革をもたらした新形式のジャズ音楽。アルトサックス奏者 C.パーカー,トランペット奏者 D.ガレスピーらによって創始され,ジャズを踊るための伴奏音楽から聞くための音楽に高めた。当初はバップビー・バップと呼ばれ,フレーズの長さが同一でなく,3連音符を多く使用したが,その後,ピアニスト T.モンクやテナーサックス奏者 S.ロリンズによってより洗練された形式へと発展した。

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百科事典マイペディアの解説

モダン・ジャズ

旧来のジャズを内容,スタイルともに大きく変えた1940年代のバップの流れをくむジャズのスタイルを広く指す言葉で,その後のクール・ジャズハード・バップなどを含むことも多い。
→関連項目エバンスエリントンジャレットデービストム・トムパウエルパーカーボーンモンク

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

モダン・ジャズ
もだんじゃず
modern jazz

スイング・ジャズがマンネリ化した1940年代前半に、野心的なチャーリー・パーカー、デージー・ガレスピーらがリズム、メロディ、ハーモニーの三要素を改革、ビ・バップ(be-bopバップと略称)という新しい理念のジャズを創造した。それ以後バップ手法に基づくジャズをモダン・ジャズと総称する。ただしスタイルが多様化したので、総称だけでは内容を知ることが困難でもある。[青木 啓]

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世界大百科事典内のモダン・ジャズの言及

【ジャズ】より


[クールの誕生]
 パーカー・コンボのトランペット奏者マイルス・デービスは1948年,バップの革新的要素を,編曲を重視した九重奏団で演奏し,腕くらべ的で統制を欠いたジャム・セッションをグループ表現に高めたのであった。〈モダン・ジャズmodern jazz〉という言葉で呼ばれるようになったのもこのころであった。一方,東のウディ・ハーマンWoodrow(Woody) C.Herman(1913‐87),西のスタン・ケントンStanley(Stan) N.Kenton(1912‐79)といった白人リーダーは,ともにビッグ・バンドにバップの要素をとりいれて演奏し,若い有能な白人プレーヤーを育成して人気を得た。…

※「モダン・ジャズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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