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ヨシュア記 ヨシュアき Yehoshua; Book of Joshua

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヨシュア記
ヨシュアき
Yehoshua; Book of Joshua

旧約聖書のモーセ五書の次に位置する書であり,申命記,士師記I,II,サムエル記 I,II,列王紀とともに,ユダヤ人の歴史と律法の伝統に属する。申命記的歴史家の著作であり,主として申命記資料に基づいて編集されたもので,歴史的著作であるが考古学的諸事実と一致しない部分も少くない。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヨシュアき【ヨシュア記 Book of Joshua】

旧約聖書の6番目の書物で,〈前の預言者〉の最初の書物。〈モーセ五書〉で父祖たちに約束されていた土地の取得を扱うので,五書と合わせて六書と呼ぶこともある。ヨシュア指導下の迅速な土地占領(1~12)と各部族への土地分配(13~21),シケムでの契約締結などの付属記事(22~24)から成るが,イスラエル12部族全体の一体的行動,および神の主導下での聖戦の観点から記述されており,そのまま歴史資料としては使えない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヨシュア記
よしゅあき
The book of Joshua

旧約聖書』のモーセ五書に続く第六書。エジプトでの奴隷状態から脱出したイスラエルの民が、指導者モーセの死後、その後継者ヨシュアに率いられてヨルダン川を渡り、神が与えると約束した地カナーンに侵入、町々を攻略して占領し、土地を12部族間で配分した経緯を物語る。構成は、ヨルダン渡りとカナーン征服(1~12章)、部族間の土地配分(13~21章)、ヨシュアの遺訓(22~24章)。この書によれば、占領は徹底的破壊によるもので、占領地では人も家畜も皆殺しにする「聖戦」の形をとっている。しかも、たとえばエリコの戦いでは、軍隊と祭司が町の周囲を行進し、7日目にラッパにあわせて大声をあげるとたちまち城壁が崩れ落ちた(6章)とあるように、奇跡的大勝利が描かれている。しかし、このような記述は客観的史実というよりは、後代の宗教的立場からの教訓的意図により、歴史を理想化し図式化したものであろうと考えられている。[清重尚弘]

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