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リゲル Rigel

翻訳|Rigel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リゲル
Rigel

オリオン座β (β-Ori) の固有名。白色に輝く最輝星の一つで,実視等級 0.11等,スペクトル型 B8の主星と,6.7等,B8型の伴星から成る実視連星。伴星はさらに分光連星でもある。主星は白色超巨星の代表的なもので太陽の約2万 6000倍明るい。地球からの距離は 700光年。星の名は「巨人の右足」を意味するアラビア語に由来する。源氏星の和名がある。

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百科事典マイペディアの解説

リゲル

オリオン座のβ星。白色の0.1等星で,距離250光年。実視連星で,伴星は分光連星。和名源氏星。
→関連項目オリオン座

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世界大百科事典 第2版の解説

リゲル【Rigel】

オリオン座のβ星。アラビア語のリジュル・アルジャウザーrijl al‐jawzā’(巨人(オリオン)の足)からきた名。日本では,ベテルギウスの赤い色に対して,白い色のこの星に,源氏の白旗にたとえて〈源氏星〉の名がある。リゲルは実視連星であり,その伴星がまた分光連星になっている。リゲルの主星は超巨星である。β星ではあるが,オリオン座でもっとも明るく,実視等級は0.1等。距離は250光年。概略位置は赤経5h15m,赤緯は-8゜12′。

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大辞林 第三版の解説

リゲル【Rigel】

オリオン座のベータ星。光度0.1等の超巨星。青白色なので、赤色のベテルギウスが平家星の名をもつのに対して、源氏星といわれる。距離700光年。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リゲル
りげる
Rigel

オリオン座のβ(ベータ)星の固有名。アラビア語の「巨人の左足 Rijl Jauzah al Yusra」の「足 Rijl」から来ている。当時は天球の外側から見た星座の姿を描いたので「左足」とされたが、実際に夜空に見えるオリオン座では右足にあたる。実視等級0.12等で青白く輝く。β星であるが、α(アルファ)星のベテルギウスよりも少し明るい。日本では古くは源氏星とよばれた(これに対し、三つ星を挟んで左上に赤く輝くベテルギウスは平家星とよばれた)。スペクトル型B8の超巨星で、表面温度は約1万3000K。質量は太陽の数十倍、半径は100倍程度と推定されている。天球上の位置は、2000年分点の座標で、赤経5時15分、赤緯マイナス8度12分で、距離は700光年。スペクトルを調べると、吸収線(主として水素バルマー線)の形が時間的に変化し、ときどき輝線が見える。これから、外層大気が秒速100キロメートル以上にも及ぶ速度で外部へ放出されていることがわかる。リゲルは光度8等の暗い伴星がゆっくり回っている実視連星でもある。この伴星自体がまた、9.86日の公転周期をもつ分光連星であり、両星ともスペクトル型B5の主系列星と考えられている。このように、リゲルは三重連星であるが、全体として毎秒21キロメートルで太陽系から後退している。[北村正利・岡崎 彰]

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