リベラ(読み)りべら(英語表記)Mariano Rivera

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リベラ(Mariano Rivera)
りべら
Mariano Rivera
(1969― )

アメリカのプロ野球選手(右投右打)。大リーグ(メジャー・リーグ)のニューヨーク・ヤンキースで投手としてプレー。時速150キロメートル近いカット・ボール(小さく変化する速球)を武器とする名抑え投手(クローザー)である。
 11月29日、パナマのパナマ市で生まれる。1990年にドラフト外でヤンキースに入団。マイナー・リーグのルーキー級で、7回参考記録ながら、プロ1年目からノーヒットノーランを達成して才能の片鱗(へんりん)を見せつけた。1992年から先発専任となり、95年にはまたも5回参考記録ながらAAA級でノーヒットノーランを達成した。その年のシーズン途中から大リーグに昇格。先発10試合、救援9試合と双方で起用され、5勝3敗の成績を残した。1996年からは救援専任となり、当時の抑え投手ジョン・ウェッテランドJohn Karl Wetteland(1966― )につなぐセットアップ投手として大活躍。8勝3敗、5セーブ、防御率2.09、投球回数107と3分の2で奪三振130をマークし、ヤンキースのワールド・シリーズ制覇に貢献した。1997年からは、テキサス・レンジャーズへ移籍したウェッテランドにかわって抑え役となり、99年(45セーブ)と2001年(50セーブ)にはセーブ王を獲得するなど、98年からのワールド・シリーズ3連覇の原動力となった。2002年は右大腿部(だいたいぶ)や右肩の故障で28セーブと不調のシーズンとなったが、03年には40セーブをあげ、復活。2004年は球団新記録となる53セーブ、05年は43セーブをマークして8年連続地区優勝に貢献した。[山下 健]

2006年以降

2006年は救援投手として63試合に登板し、防御率1.80、34セーブ。防御率は2003年以降4年連続1点台をキープ。また、7月の対シカゴ・ホワイトソックス戦では、大リーグ史上4人目となる通算400セーブを達成した。翌07年は67試合に登板したが、30セーブに終わり、防御率も3.15。救援投手へ転向してから初めて防御率が3点台となった。
 2007年までの通算成績は、登板試合787、投球回953、62勝44敗、セーブ443、防御率2.35、奪三振857、完投0、完封0。獲得したタイトルは、最多セーブ3回。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

リベラの関連情報