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ロッセリーノ Rossellino, Bernardo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロッセリーノ
Rossellino, Bernardo

[生]1409. セッティニャーノ
[没]1464.9.23. フィレンツェ
イタリア,フィレンツェ派の彫刻家,建築家。長く建築家アルベルティの助手をつとめ,フィレンツェの大聖堂やシエナのパラッツォ・プブリコの装飾に従事。フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂の『レオナルド・ブルーニ墓碑』 (1444~50) ではドナテロ流の熟練と構成の新しい明確化によって,フィレンツェ記念墓碑の定型を案出した。またサン・テジディオ聖堂の壁面祭壇 (49~50) を制作。建築家としては,ピエンツァの都市計画,パラッツォ・ピッコロミニの造営,ピッコロミニ広場の設計,ローマにおけるサン・ピエトロ大聖堂の改築などがあげられる。

ロッセリーノ
Rossellino, Antonio

[生]1427. セッティニャーノ
[没]1479. フィレンツェ
イタリア,フィレンツェ派の彫刻家。 B.ロッセリーノの弟。初め兄の手伝いをしながら学んだ。作品はフィレンツェのサン・ミニアート・アル・モンテ聖堂に制作した『ポルトガル枢機卿墓碑』 (1461~77) 。その他ナポリのモンテオリベート聖堂の墓碑をはじめ,バルジェロ国立美術館のマッテオ・パルミエーリ胸像 (68) などの肖像彫刻があり,その洗練された優雅な作風は,マヤーノ兄弟やミノ・ダ・フィエーゾレら当代の彫刻家に大きな影響を与えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ロッセリーノ【Bernardo Rossellino】

1409‐64
イタリアの彫刻家。フィレンツェ近郊の,大理石の産地セッティニャーノで生まれ,フィレンツェを中心にトスカナ地方で活動。建築も手がけた。代表作《レオナルド・ブルーニの墓》(1451)は,大理石の建築的構造体に彫刻を組み合わせたモニュメントで,背面は教会内壁と一体化している。これは,彫刻家である弟アントニオAntonio R.(1427‐79)の《ポルトガル枢機卿の墓》(1466)をはじめ,15世紀後半から16世紀にかけて多く作られた壁龕(へきがん)型墓碑の最初の本格的作品である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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