コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ワタ(棉∥綿) ワタcotton plant

世界大百科事典 第2版の解説

ワタ【ワタ(棉∥綿) cotton plant】

木質化するアオイ科ワタ属Gossypium多年草の総称であるが,栽培上は一年草として扱われるものが多い。繊維作物として広く栽培され,油料にも利用される。なお綿花とは,ワタの種子についた実綿(みわた)またはそれから生産された繊維をいう。根は直根が深く地中に入る。は1本立ちして側枝を出し,高さ1~1.5m,種によってはさらに高くなるものもある。葉はふつう3~5裂した掌状で,長い葉柄によって茎に互生する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のワタ(棉∥綿)の言及

【油かす(油粕)】より

…農業経営において近世前期では,肥料として山地の枯葉・落葉・畜肥・屎尿(しによう)・農地や自家の残しくずなど自給肥料にたよっていたが,新田開発などによって採草地は減る反面,商業的農業が展開し多角的集約的な農業経営に変わってくると,油かす肥料を利用する農家が増えてきた。ことにナタネ作やワタ作が盛んになってくると,その搾りかすも多量になった。しかし幕府は,これらの商品作物がナタネは灯油・食用・髪用などの原料,ワタは糸・織布類などの原料として一般庶民の生活需要品であるので,価格統制を加えた。…

【農業】より

…農業とは,土地を利用して作物の栽培または家畜の飼養を行い,人間にとって有用な生産物を生産する経済活動であり,そのような活動を行う産業である。人間に有用な農業生産物は食糧と一部の工業原料であるが,農業はそれらを,土,水,太陽エネルギーなどの自然力を利用して作物として生産し,また家畜を繁殖,肥育させることによってそれを生産する。このような農業の産業としての特質は,第1に,土地を基本的な生産手段とし,またその土地を商工業などの他産業と比較して,広い面積にわたって相対的に粗放に利用することであり,第2に,人間が長い年月をかけて育成し,または馴らしてきた高等動植物を対象(もしくは手段)とする,有機的生産であることである。…

※「ワタ(棉∥綿)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ワタ(棉∥綿)の関連キーワード木質化

今日のキーワード

主婦休みの日

1、5、9月の25日。年3回。株式会社サンケイリビング新聞社が制定。主婦にはリフレッシュ、ほかの家族には家事を提唱する。年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みといった忙しい期間の後に設定されている。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android