デジタル大辞泉
「七夜待」の意味・読み・例文・類語
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しちや‐まち【七夜待】
〘名〙
仏語。密教で、毎月一七日夜から二三日夜までの
七夜の月を六観音および
勢至に配し、
聖観音(しょうかんのん)・千手観音
(せんじゅかんのん)・馬頭観音・十一面観音・準胝観音
(じゅんていかんのん)・如意輪観音・
勢至菩薩(せいしぼさつ)を順次に本尊として
所願成就を祈ること。ななよまち。
※
多聞院日記‐永祿九年(1566)正月一七日「七夜待始
レ之。月子初剋に奉拝了」
ななよ‐まち【七夜待】
〘名〙
神仏に七夜つづけて参詣して祈願すること。とくに、密教で、毎月一七日夜から二三日までの七夜に行なうもので、この七夜に千手観音、聖観音、馬頭観音、十一面観音、
准胝(じゅんでい)観音、如意輪観音、勢至菩薩を配して本尊として、所願成就を祈る
行事。しちやまち。ななよまいり。
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